2.資格

ドッグカフェをオープンするためには、どんな資格が必要なの?

はい。お答えしましょう。
ドッグカフェを営業するために必要な資格は、たった一つです。
それは、「食品衛生責任者」という資格です。

これは、ドッグカフェのみならず、喫茶店や飲食店、旅館など、
「お客さんに食べ物を出す商売」には、すべて必要とされる資格で、
食べ物を商品として出すにあたり、
事故がないようにするための知識を納めた人が取得できます。
また、決してお店のオーナーが取らなければならないわけではなく、
スタッフに一人、これを取った人がいればOKです。
(けれど、常にお店にいることが義務づけられているので、
何人かで取った方が無難かと。
そんなに取りにくい資格ではないですし)

詳しい取得方法は、次の、「食品衛生責任者」のページをご覧ください。


また、よく質問を受けるのが、
「調理師の資格は必要ないの?」
「犬が来ることで、特別の資格はいらないの?」
ということですが、
これは、必要ありません。

ふぐなど、特殊な素材を出さない限り(笑)、調理師の資格はいりません。
どんどん、自慢の手料理を出してしまいましょう。

また、犬に関しても、「生きた動物を商売に使う」ことがない限り、
資格は必要ありません。
(たとえば、子犬を販売するとか、お散歩などに貸し出すペットレンタルをするとか、
いろんな種類の犬を展示して見物料をもらうとか、
こういったことに関しては、資格が必要となります)

ただ、食べ物を扱う場所にペットが入ってくることになるので、
衛生上、、保健所の指導が厳しいのは確かです。
「ペットを連れて入ってはならない」という法律はないので、あくまで指導ですが、
保健所の認可が下りないことには、営業許可が出ないので、
逆らっても得なことはありません。
最初からこまめに相談して、味方に付けてしまいましょう。
また、この指導は、都道府県の条例に基づく物なので、地域によって細部が違います。
詳しくは、最寄りの保健所にお聞きください。



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