「賢明なる個人投資家への道」
月に1回は本を読もうということで今回はかぶ1000さんの書かれた「賢明なる個人投資家への道」を紹介レベル的:かなり初心者向け個人的な評価としては★☆☆☆☆ 星1かぶ1000さんの1冊目の本が良かったので残念良かったところなどを一部紹介大きく3つに分かれており、基礎編・応用編・番外編基礎編では「お金とは」ということが主な内容。なぜ現金ではなく株式なのかなど基本的なことが書かれています。インフレやデフレに関する話、日本円の価値は目減りしていくような今現在の日本にもってこいのお話が書かれていました。実際この本自体は2021年に書かれたものなので、過度な円安の時代ではないですが、今現在のドル円が150,160円になってる日本にとっては大事なお話です。応用編では、1億円になるためには、など資産別にどのようにすれば良いかがやんわり書かれています。テクニカル的なことは一切書かれておらず、「節約をしよう」や「支払いをキャッシュレスにしよう」など少し投資とは離れた内容が多く、両学長の書かれたお金の大学のような薄く浅くの内容でした。少しだけいいなぁと思ったのは、買い時は2単元以上買うこと、です。100株だけだと売るか売らないかしかないが、200株持っていれば、半分だけ売るなど幅が広がるというもの。これは大賛成で自分も半分利確などは良く使うのでおすすめです。資産別に〜500万円、500〜1000万、1000〜3000万円、3000〜5000万円、など段階別に書いてあります。それぞれその時点での目標や銘柄の分散についてかかれています。個人的には債券にはリスクヘッジで投資をするのかとか、現金比率は〜とか集中投資は具体的に資産のどれくらいを突っ込んでいるのかなども書いて欲しかったなぁと思います。番外編では投資家は5感を養えなど、少し投資とは関係ないような話が続きます。実際に企業のスーパーやお店に足を運べ、株主総会への参加、いろんな人と関われ。などページ数を増やすために無理やり作り込んだないようのようにも見えますこの章では話がいろんなところ飛んでおりあまりいい内容とは言えません。以上の構成で、応用編に関しては学ぶところも多いかもしれません。初心者の方にも良い内容ですし文字数も少ないので読みやすくて、株を始めてまだ数ヶ月という投資家にはおすすめ。上級者にはあまり向かない内容かもしれません。賢明なる個人投資家への道 [ かぶ1000 ]価格:1,650円(税込、送料無料) (2024/7/28時点)楽天で購入