|
カテゴリ:関西グスタフ・マーラー交響楽団
2017年7月17日、海の日三連休の最終日、しょっぱくない海の畔(笑)での演奏会に参加しました。
びわこホール、家から最も近い大ホールなのですが意外と縁が無く(オペラ公演用のホールなことと客席が多いことから、近隣のアマチュアオーケストラは意外と使いません。)、実はステージには大津シンフォニックバンドさんで乗せてもらって以来かも知れません。1,850席という京コン並みのキャパの大ホールに多分1,000人は越えるお客様がお見えになっていました。大阪・京都からは少し離れて(ついでにJRの駅からも離れて)アクセスが少し不便にもかかわらず、ありがたいことです。 <<関西グスタフ・マーラー交響楽団 第7回演奏会>>月日: 会場: 開場・開演時刻: 音楽監督・指揮:田中 宗利 ソプラノ:安藤 るり バリトン:片桐 直樹 バリトン:小玉 晃 入場料:1500円(全席自由) 私の演奏位置と使用弓、演奏回数は以下のとおりです。「子どものふしぎな角笛」は、オーケストラ伴奏がついた12曲全曲を演奏する、という誠に意欲的なプログラムですが、降り番だったのでざっくり割愛させていただきます(笑)。 ・マーラー:子どものふしぎな角笛(2Pult中) 降り番 ・マーラー:交響曲第4番 (3.5Pult中)3pult-out 独弓 演奏回数:初 extender: Cチューニング 弦の編成は声楽独唱が付くと言うことでマーラーとしては小ぶりになって、角笛はコントラバス4人、交響曲でも7人という布陣です。角笛のみのメンバーも居たため、総勢8名。関西シティ、明石フィル、京都市民、近畿フィル、ひびき、そして私の所属オケ(八幡市民オケ)から3名、という関西一円のアマオケバス弾き集合!みたいな感じですが、すでにこのオケで何回も競演を重ねている方も多く、すでに「マラオケ」としてのバスパートのイメージが出来つつあるように思いました。ちなみに私は一昨年の「復活」(交響曲第二番)以来2回目なので、まだまだアウェー感一杯です。マーラーオケらしくLowC対応楽器も多く、5弦ベースが4本、Cエクステンション付き4弦が1本、エクステンダーをCチューニングした(あ、私です(^^))4弦が1本、と、交響曲7本中6本がコントラCまで音が出せる楽器でした。冒頭のarcoのコントラDがゴソッと鳴るのには痺れました。やっぱりマーラーはLow Cまで音が欲しいところです。 コントラバスの数は前述の通りですが、弦サイズはそれにきっちり比例して、角笛の1stは4.5pult , 交響曲は7.5pult(たぶん)というバランスの取れたものでした。並び方は対向配置で、コントラバスは下手側、Vcが前に居るという古典的な配置でした。管楽器は通常と同じでホルン下手側。コントラバス並びは横2列、前3人後ろ4人で、In(反響板側)が1Pult,表弾き、2pult-4pultが最も客席寄り、3pult-outの私が最も奥に座る形となりました。この写真のとおり、ホルンのベルに頭突っ込むような感じ(笑)です。ホルンの皆さんが反響の遅れを意識してどれだけ前に出しているか、と言うのがよくわかって興味深かったです。 ホールは「オペラハウス」仕様でして、バックヤードが広い(舞台転換のため)! 下の写真は正面反響板の奥。ここにもうひとステージ、さらに左右の袖にそれぞれひとステージ分の広さがあります。舞台袖が控え室のようなバスパートにとっては、非常に居心地がよろしい(笑)。 ただしオケはピットではなくステージ上なので、少し大きめになっていたようです。 もちろんマーラーらしく、合いの手や強弱含め、再現は提示部とは捻られていて同じでない、(微妙に違う)というのは罠のように奏者を嵌めていってくれました(爆)。練習で何回はまったことか。。本番ではその辺を気にして前後がよろけるとか・・と、練習不足を曲のせいにしてはいけませんね(笑)
■ マーラー:交響曲第4番 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.07.24 23:55:06
コメント(0) | コメントを書く
[関西グスタフ・マーラー交響楽団] カテゴリの最新記事
|