6月メール歌会結果
遊覧船の特等席にふたりだけはしゃげる夫と写真撮り合う 3点童心にかえって活力ある夫婦を表現しており悪くない。ただ「はしゃげる夫」は「つま」と読ませるのが気になった。「はしゃぐ夫と」でいいのでは。(1点)和やかな風景が見える。(1点)素直に気持ちを表現していて好感が持てました。(1点)**********************************************歌会後に寄せられたコメント☆仲の良い夫婦で微笑ましい光景である。四句「はしゃぐ夫(おっと)と」ではどうだろう。(「はしゃげる」という言い方はあまり好きではない)☆これはこれで一つの歌世界である。☆こういう夫婦仲のよい歌は、私はパスします。どうもすみません。☆はしゃげる、は動詞の活用として適切なのか。ということで、何気なく詠んだ「はしゃげる」(と言ってもそれなりに考えている)という言葉で、この後も少々議論が続くのだが…とりあえず、この歌は仙台は松島の遊覧船での出来事。2階建ての遊覧船で、2階は差額料金600円も取られるとあって誰も乗らない。たまたま私には障害者手帳があるので、これで乗船料が半額になり、差額料金を払っても正規の値段より安く乗れてしまうので、ちょっとしたぜいたくをさせてもらった。誰もいない船室でお互いに写真を撮り合い、その後は一袋100円のかっぱえびせんを7袋も買い、かもめに餌をやった(ちなみにだんなが5袋)ばかな夫婦だが、この精神年齢の低さのせいで、深刻な事態も乗り越えてきた気がする。ちなみに「夫婦仲のよい歌はパスします」と言った方には一度もこのばかばかしい私たち夫婦の事を詠んだ歌を採ってもらったことはない…