失語症に関して

これは、福祉まつりの時に広告？として配るために作ったものです・・・

が・・・長すぎて却下されました（*￣m￣)ぷっ

でもせっかく作ったんでここに出しちゃえ！！

失語症って知ってますか？？？

失語症とは・・・主に脳卒中・事故や転落などによる頭部外傷・脳腫瘍や脳炎のような脳の病気

・・・これらの原因などにより、大脳の言語中枢が傷ついたことによって、

人間同士のコミュニケーションに欠かせない「話す」「聞く」「読む」「書く」「計算する」「理解する」などが困難になる後遺症です。

（ほんの一例として・・・頭の中ではそれが「りんご」とわかっていても、言葉として「り・ん・ご」と口から発音できない。

もしくは「りんご」と言っているつもりでも「ごりん」と発音してしまう・・・などです。）

失語症は何が大変なの？？？

失語症者自身が「辛さ」や「悩み」を世間に伝達できない上に、失語症に関する詳しい情報が少ないため、

「失語症」への理解や認識が薄く、その家族でさえも失語症に対する正しい理解と対処が難しいことです。

意思の伝達が困難なため「ボケてしまったのか？」と誤解されることも多く、

家庭内でも会話がなくなり、孤独で辛い人生を送る事となります。

しかも失語症はすぐに完治する病気ではなく、長年付き合っていかなければならない後遺症です。

今まで健全だった人が、突然の事故や病気により脳が破損し後遺症が残り、いきなり異国に来たかのような環境に置かれ、

病気の理解さえされずに孤立して生きていくことは、失語症者にとって測り知れない苦痛だと思います。

ただ、脳の損傷の場所や大きさが人によって違うため失語の症状は千差万別です。皆、同じではありません。

たとえ困難な方でも、絵やカレンダー等を使って「目」で再確認したり、「はい」・「いいえ」で返事ができるように質問するなど、

ちょっとした工夫で意思の疎通ができます。

堺失語症友の会「●●」って何？？？

　「●●の会」は、失語症者とその家族、及びボランティアスタッフからなる非営利の団体です。

毎月第３水曜日に泉ヶ丘で例会を開いてます。

失語症者のコミュニケーションを中心に、楽しいゲームや歌など、時にはお食事会をしたりクリスマス会をしたり、

失語症の方と家族が楽しく参加しています。

失語症に関するイベントなど「失語症」に関する情報が入り、今回の「福祉まつり」でも、合唱団として参加することとなりました。

月に一度の例会ですが、たとえ少しでも失語症者の身体的精神的負担を軽減し、

孤立することなく交流のある生活ができるようにと支援することが目的です。

家にこもったままでは、言語能力がどんどん低下してきます。外に出て人と会い適度な刺激を脳に与えて、現状維持はもとより

それ以上の効果をも期待しています。

またその家族にも、失語症介護の不安や苦悩を語り合える場所であり、情報交換の場であり、

会話パートナーとして失語症者の一番の理解者となれるように支援していきます。

失語症が理解できずに、一人で悩んでる方は是非「●●の会」の見学に来てください。

近くに失語症の方はいませんか？？？

　失語症の方は「私は失語症で困っています」とはなかなか人に伝える事ができません。

失語症者の周りにいるご家族や身近な方の協力が必要です。

もし、ご家族・ご親戚・知り合いなどに「失語症」の方がいましたら、友の会「●●」があることを教えてあげてください。

また失語症を理解していただける「会話パートナー」（ボランティア）の方も常時募集しています。

その他に、「失語症」という後遺症があることを世間に知って頂き、多くの人に理解していただき、

失語症の方が安心して暮せる地域を作るために、言語聴覚士の方や病院関係の方・

老人医療関係・介護関係・福祉関係・・・幅広く協力していただける方を求めています。

・・・障害を受け入れ、前向きに生きている「失語症者」とその家族や支援者をぜひ見に来てください。

連絡先　××××××