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2004/12/16
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カテゴリ:読書編
 油断していたことに再び夜型に戻りそうな気配です。
 土曜~火曜に午前1時台のアニメを見ているのが一因といえば一因です。ここ数年深夜アニメなど見ていなかったのに、今年夏から見るようになってしまい驚くばかりです。
 まぁ、見たアニメについてあれこれ語るつもりはないですが、中盤での絵の質低下はなんともかんとも。

■最近の読書
「スカートの風」著:呉善花/刊:角川書店・角川文庫/満足度:★★★★☆(詳細情報/楽天ブックス利用
○どんな本?
 韓国からの留学生出身の女史による、韓日文化比較エッセイ集。
 あまり使われることのない冷静な視点から、韓国社会の日本社会への感情を読み解こうとした論説に、三交社からの単行本発刊当時(1990年12月)にはかなりの反響をもたらした。
「成功曲線を描こう『みる夢』から『かなえる夢』へ」著:石原明/刊:一世出版/満足度:★★★★☆(詳細情報/楽天ブックス利用)で参考文献にあげられていた名書。

○ここが素敵
 「申し訳ない」という挨拶から始まる日韓関係しかないのか、と自問する人にとっては、考えるきっかけを与えてくれます。

○そして、こう思う
 ホステスだけでなく、韓国人ホステスという存在を知らない、世間知らずな私にとってはいろいろ思うところ、感じ入るところがあった書でした。
 石原明氏が参考文献としてあげるだけあって、強い意志を感じさせられます。
 なぜ、韓国女性が日本に来るのだろう。この背景を考え抜く中で両国の社会観に話題は移っていきます。
 韓流などと騒ぐかげの、韓国での芸能人の立場なども本書でいくつか知り得ることができます。このおかげで日本の韓流ブームへの韓国マスコミのどこか冷めた視線を理解できるような気がしてきます。





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最終更新日  2004/12/16 05:00:15 PM
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