たまねぎ須永 一つ上へ

2006/05/20(土)22:37

通読:ハリー・ポッターと謎のプリンス

読書編(363)

■今日の見出し ・通読:ハリー・ポッターと謎のプリンス (今日の一言)  今日の南関東は、なんだかんだいって蒸し暑いです。  さすがは台風効果。  蒸し暑さを忘れるために、普段よりも菓子の摂取量を増やしてしまいました。  ……蒸し暑いならば、ふつうは水分接収量の増加だと思うけれどね。 ■最近の通読 「ハリー・ポッターと謎のプリンス」 著:J.K.ローリング/訳:松岡佑子/刊:静山社/満足度:★★★☆☆/2006年5月(詳細情報 in 楽天ブックス利用) ○どんな本?  ハリー・ポッターと親友ロンの、それぞれの恋の物語と、ハリーの学園生活と冒険譚。 ○気になるフレーズ (161頁)「第20章ヴォルデモート卿の頼み」 〈それできみは、このことに最善を尽くしたと、そう思っておるかね? きみの少なからざる創意工夫の能力を余すところなく駆使したのかね? (中略)最後の一滴まで知恵を絞り切ったのかね?〉  主人公ハリーが、校長先生から課題を忘れていたことを諭されたときにかけられた言葉。  能力・努力を期待していたことを発言中に含めながら、努力をしたかどうかを確認する……好人物タイプの主人公には染みこんでいくように効く一言ですね。  それとは別に、〈最善を尽くす〉という表現を〈創意工夫の能力を駆使する〉〈知恵を絞り切る〉と言いかえられる表現力はすごいと思うのです。 ○ここが素敵  児童書だけあって、行間も広く、文字が大きいです。そのため、さくさく読み進めることが可能です。  前巻と比べると新規登場人物の数は控え目で、前巻で登場した人物も書き慣れてきており、特に詰まることなく読み進めることができました。  タイトルの〈謎のプリンス〉解明よりも、本巻最後の主要人物死去のほうが印象的でした。シリーズも残り少ないし、主人公の動機付けのためにも、この辺で舞台から降りてもらうのも当然な雰囲気はありましたがね。  たぶん7巻後半で戻ってきそうな気もしますけれどね。 ○そして、こう思う  注文時に「分割発送」を頼んでみましたがやっぱりセットで届きました。そもそも分割発送は注文品の発送時期が遅れるときに有効なオプションですから、上下巻セット発売(=発売日が一緒)の本作に有効なわけないですなぁ。 ○読んだ理由  惰性 (自己管理用スペース) ・今日の体重:75.2kg

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