たまねぎ須永 一つ上へ

2007/09/19(水)01:33

通読:文蔵(2007.9)

読書編(363)

■今日の見出し ・通読:文蔵(2007.9) (今日の一言)  「アリアンロッドRPG」のリプレイを録るべ~同人誌を作るべ~、という話をいただいたので、慌てて同RPGのリプレイを読んでおります。  S=Fリプレイの「~の炎砦」連載版で読むのを止めた私には、久々のきくたけ節(ほんとは「ナイト・ウィザード」のリプレイを少しだけ読んでたけれど)。  ……むむっ、やっぱりうまいなぁ、おもろいなぁ。 ■最近の通読 「文蔵」(2007.9) 刊:PHP研究所・PHP文庫/満足度:★★★☆☆/2007年9月(詳細情報 in 楽天ブックス利用) ○どんな本?  小説あり、エッセイありの月刊文庫。  次回で3年目突入ということで、いくつかの連載が最終回を迎えています。 ○気になるフレーズ (454頁)「我、弁明せず」(最終回、著:江上剛) 〈「私が子供たちをイギリスにやって勉強させたことは、私は私なりの意見があってやったことなのだ。日本の社会の風潮をみていると、一にも出世、二にも出世、大臣よ大将よとただ地位、階級のみを問題にしているだけではないか。(中略)そんなことでいいものか、人間の価値がそんなことで決まるものかどうか、私は大きな疑問をもつようになった」〉  次男の戦死した遺骨を前に、主人公:池田成彬が自分の教育論を語った言葉。  努力でもって政権へのご意見番にまでたどりついた成彬の思想を感じさせます。 ○そして、こう思う  さすがに最終回は自然に盛り上がるようで、興味深く読むことができました。  ……「相棒」(著:五十嵐貴久)で坂本竜馬が戊辰戦争後も生き残り米国本土に渡ったという展開はおもしろいですなぁ。 ○読んだ理由  惰性 ○関連サイト ・「文蔵」公式サイト  立ち読みもできます。 (自己管理用スペース) ・今日の体重:78.6kg

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