カテゴリ:出歩き・散策・鑑賞編
■今日の見出し
・鑑賞:フェルメール展(国立新美術館) ・昼食:メガ牛丼(すき家) ・鑑賞:ムンク展(国立西洋美術館) (一言) 上野恩賜公園側に酒悦さんを発見。 こんなところにあったのか~、と喜んで福神漬けを買うのでした。 今度来るときは、樽入りの福神漬けにしようっと。 ![]() 美術館でちょっとばかり使いすぎたので、今日は缶詰入り(200g/262円)で我慢なのです。 ■鑑賞:ムンク展(国立西洋美術館) 午後4時ちょっと前に到着。 ロッカーがかなり多めに設置されていたものの、新美術館の利用者よりもロッカーを使う人が多かったようで、空きロッカーを探して10分ほどうろうろしてしまいました。 しかし、ロッカー稼働率が10割近くに見えたわりに、やっぱり会場内では冬向けの厚着+肩掛け鞄族がわんさか。がしがしぶつかります。 おまけに連れ立って参加した連中がくっちゃべりながら、周りの流れを無視して動き回り(逆に動かず固まってたり)、人混みに対するストレスが割と高めの展示でした。 しかし、作品タイトルを見てから作品を見るような流れでタイトルパネルを配置してるかなー。タイトルに縛られずに無心で作品を見てから、タイトルを見て、それからもう1度作品を見るというスタイルの私としては実にうざったいのです。 おまけにタイトルパネルの下に、解説パネルなどがあると人々が読みいっていて、人並みが作品にではなくパネルに群がる形になってました。 もうちょっと動線考えて展示できないかしらん(昼に見たフェルメール展も同じだけれど)。 今回の企画は、個々の作品としてではなく、一連の作品群として意図されたものとしてみるというものでしたが、企画意図はなかなかおもしろいものでした。 人混みのおかげで、複数の絵画をいっぺんに視界に収めて作品群として楽しむということは難しかったのですが。 あの顔を歪めた《叫び》の印象が強いこの画家も、一生そんな作品ばかり描いていたわけではないことを、今日は見せつけられました。 ![]() 明るい子供向け居住空間用の作品(納入先の考えよりも大人向けに仕上がったので納品できなかったけれど)や、《叫び》と反対の方向にいる明るい生のイメージを満喫できるのです。 《収穫する少女たち》というモチーフの作品群は、明るい雰囲気でわりかしお勧めです。無難にのんびり眺めてられます。 ・常設展 常設展も別料金なしで入れるそうなので、ついでに常設展も覗いてきました。 印象に残ったなかでも強力な印象は次の2作品。 マリー=ガブリエル・カペの自画像は、18世紀フランスの女性画家による自信満々に自らを描いた作品でした。ここまでべっぴんさんだとすると、まさに才色兼備の世界。なんだか部屋にあるとうきうきしそうな作品でした。 そして圧巻なのがモネの「睡蓮」。 ![]() 2m平方の大きなカンヴァスに塗り詰められた油絵の具が、見る者に強烈な存在感をアピールしてくるのです。 ・夜景 クリスマスに向けて、庭(入場無料部分)にイルミネーションがなされていました。 15時に入って16時半にはもう暗くなってましたから、見る気のなかった(暗くなる前に出ると思ってた)イルミネーションを楽しむことができました。 ![]() ![]() ![]() ↑は、ロダンの「地獄の門」構想図を元にしたブロンズ像をライトアップしたものです。 厳粛な雰囲気が、西洋美術館庭のイルミネーションに興奮するカップルたちを沈静化してくれればいいのですが(独り者のやっかみ)。 金曜日は19時半まで入場できるということだったので、ついでに国立博物館の「大徳川展」も覗こうかと思ったけれど、1日で3つも展示を見ても消化しきれないということで帰宅することに。 こちらは上野恩賜公園「かえるの噴水」側の出入り口そばのイルミネーション。 ![]() そういえば、動物園もあるので、動物ネタのイルミネーションもありなんですなぁ。 帰りに知人の勤めてるゲームカフェに顔出そうと思ったものの、寒くなってきた(主に懐)ので、帰ったのでした。 (関連サイト) ・「ムンク展」(東京新聞)
最終更新日
2007/11/24 02:50:23 AM
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