たまねぎ須永 一つ上へ

2008/02/17(日)12:11

通読:文蔵(2008.2) など

読書編(363)

■今日の見出し ・通読:文蔵(2008.2) ・メルマガ配信案内 (今日の一言)  夕食後、そのまま寝たせいか、おそろしくこのブログの話題に困った日。  まぁ、何もなかった日ならば、何もないと書けばいいわけですが。  メイン話題は、話題に困った日のためにとっておいた未紹介本でいいわけですが、前説部は悩ましいわけでして。 ■最近の通読 「文蔵」(2008.2) 刊:PHP研究所・PHP文庫/満足度:★★★☆☆/2008年2月(詳細情報 in 楽天ブックス利用) ○どんな本?  PHP研究所が20~30代ビジネスマン向けに選んだ著名人陣による、小説、エッセイ集。  今月の特集は『「ミステリー小説」を楽しむヒント』。 ○そして、こう思う  まぁ、特集の〈ミステリー小説の4タイプ分け〉はおもしろかったかな。  著:吉野万理子「エキストラ!」(5)は、女性社員たちの足の引っ張り合いレベルの対立項が発生しそうでしなかったところに、救いが感じられたいい回でした。  著:石持浅海「賢者の贈り物」は、フィルムカメラを処分した旦那に奥さんがフィルムだけをプレゼントした謎を巡るハートフルなお話。カメラをめぐる想い、考え方の一端を見ることができ、個人的に有意義な話でした。石持氏の連載は今回で終わりだそうなので、今度は文庫落ちした作品にも手を出してみたいところ。この作家を教えてもらえただけでも、ここ1年の『文蔵』は買う価値あったのかも。  著:小阪裕司「バルバロッサな人~学術研究から学べる仕事と人生のヒント~」(17)は、脳疲労の話。以前同室させてもらってたライターさんに、「書けなくなったら寝て休むのも大事」と教わったのをなんだか思い出すような内容でした。といって、休み癖になりそうな弱い自分にも警戒がいるわけですけれど。  著:鹿島茂「『失われた時を求めて』を完読する」(2)は、自分で直接『失われた時を求めて』を読まなくても読んだ気になれそうな気がする怖い連載。いまのところは、私がなんとか一読はできたゾーンなので、「あすこはそういう裏があったのか」などとぼやいていられるのでいいのですが。 ○読んだ理由  惰性 ○関連サイト ・「文蔵」公式サイト ■メルマガ配信案内 「メールマガジン:オニオンタームス」通算第9号を配信しました。  読者がじわじわと増えてきました。 (自己管理用スペース) ・今日の体重:80.3kg

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