たまねぎ須永 一つ上へ

2008/03/13(木)23:36

通読:古代の恋愛生活

読書編(363)

■今日の見出し ・通読:古代の恋愛生活 (今日の一言)  気づいたらパソコンのデスクトップのツールバーの並びが変わっていて落ち着かなかったり。  寝ぼけてマウスを誤操作してしまったのやら? ■最近の通読 「古代の恋愛生活」万葉集の恋歌を読む 著:古橋信孝/刊:日本放送出版協会・NHKブックス/資料度:★★★★☆/1987年10月(詳細情報 in 楽天ブックス利用) ○どんな本?  万葉集の恋歌を通して、恋愛周りの儀式性、禁忌など呪い的な領域を考えていく一冊。 ○ここが素敵  恋愛などに関する様式美が万葉集の各歌が詠まれた当時に存在しており、それら習俗を前提に詠まれた/読まれたという考察は実に興味深かったです。 ○そして、こう思う  今年初めに終電を逃すまで飲んだ翌日にぶらりと覗いた古本市で見つけた一冊。  半ばはずれを覚悟して読んだものの、恋愛関連の儀礼様式、和歌の扱われかたなどのヒントが得られた良書でした。  平安文学専攻名目で大学にいたときに、和歌周りももう少し調べていればこのへんをもっと知ることができていたのでしょうけれど……、勉強不足で著者の古橋氏の論考を読んだ記憶がありません。本書が80年代後半のものとすると、最近はどんなことを書いているのか気になるのです。  たぶんはじめて、著者で論考を追いかけてみたくなってきたのです。 ○読んだ理由  ゲーム作成資料。 (自己管理用スペース) ・今日の体重:81.0kg

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る