たまねぎ須永 一つ上へ

2008/06/08(日)02:55

通読(コミック):破天荒遊戯2~10

読書(コミック)編(119)

■今日の見出し ・通読(コミック):破天荒遊戯2~10 (今日の一言)  いろいろ先送りして、一日よく寝てました。  せっかくの晴れ間なんだから布団干したり部屋の整理もしたかったんですけれどねー。 ■最近の通読  まとめて9冊も扱うんじゃなかったなーと思ったり。  この記事の、所要時間1時間超えるし。 「破天荒遊戯」2 著:遠藤海成/刊:一迅社・Zeroーsum comics/面白度:★★★★☆/2002年8月(詳細情報 in 楽天ブックス利用) ○どんな本?  笑えるようで、けっこう重い話が続くドタバタ珍道中。  そうそう、本巻から正式にバロックヒートさんが仲間入り。 ○そして、こう思う  後のほうの巻でラゼルの過去を知ってから読むと、「てのひらのたいよう」って、かなりどきどきしてくる話ですな。 「破天荒遊戯」3 面白度:★★★☆☆/2002年8月(詳細情報 in 楽天ブックス利用) ○どんな本?  暴漢から助け出しただけなのに、そんな薄い関係の人にも涙する主人公ラゼル。そして、そんな涙に驚くアルゼイド。  その涙はやがて、しばしの別れに漏れ出す。 ○そして、こう思う  ドラッグとか麻薬あたりが出てくると、私はどうにも重い話運びに感じられます。  実際重くなってくるわけですが。  それでも刹那的に笑いを誘うことを忘れない話運びは大したものなのです。 「破天荒遊戯」4 満足度:★★★☆☆/2003年2月(詳細情報 in 楽天ブックス利用) ○どんな本?  なんとなく遊びに行ったり、各地でトラブルに巻き込まれて打破してきたりと、破天荒的旅が続く巻。 ○そして、こう思う 「きずあとのきず」「かくもささやかな子守唄」と〈父〉〈母〉といったテーマが続きました。  全巻一気にまとめて読んでみると、このテーマが生き続けているような気になってきて、決してキャラ立てのためだけの話ではないんだなぁ、と思うわけですよ。 「破天荒遊戯」5 満足度:★★★★☆/2003年9月(詳細情報 in 楽天ブックス利用) ○どんな本?  出会いと遭遇の巻。  オズボーン少年との出会いは、裏のない関係に育ち、一行の心をやさしくする――。  そして、兄妹との遭遇は、地の連鎖への幕開けか。 ○そして、こう思う  少年の登場で、シチュエーションのバリエーションが増え、各人の魅力がどしどし披露され、盛り上がってくる第5巻です。  いやぁ、続きが気になる展開です。 「破天荒遊戯」6 満足度:★★★☆☆/2004年4月(詳細情報 in 楽天ブックス利用) ○どんな本?  友情と喪失と、過去からの妄執の巻。 ○そして、こう思う  なんともやるせないストーリー展開の巻です。  アルゼイドよりもバロックヒートのほうが強いんじゃないかと疑わせはじめられたり。 「破天荒遊戯」7 満足度:★★★☆☆/2004年11月(詳細情報 in 楽天ブックス利用) ○どんな本?  ラゼル組、アルゼイド・バロックヒート組に分かれる分離行動の巻。  ちらほらと過去の因縁が語られていき、現在の喪失を乗り越えつつある心がさらに痛む羽目に。 ○そして、こう思う  第50幕「通行人Aの憂鬱」は、今作に珍しい1話完結ののんびりほんわかもの。  ラゼル単独行動の寂しさも出ていて、うまい作品です。 「破天荒遊戯」8 満足度:★★★★☆/2005年7月(詳細情報 in 楽天ブックス利用) ○どんな本?  名付け親に元親父に父まで登場で、過去の因縁が明らかになる怒濤の進展の巻。 ○ここが素敵  本編さるものの、「名字トランプ」がたまらないのです。  ……って、「紫苑の宴」さんで試作されてますねー。  「鈴木」比率が低い普通のトランプになってますが。 ○そして、こう思う  名字トランプの印象が強い巻ですが、過去因縁に、これから暴れまくるキャラクター登場に、と密度の高い巻でした。  しかし、旅行もののわりに、主人公に同じ装束がほとんど出てこないすごい作品ですなぁ。 「破天荒遊戯」9 満足度:★★★☆☆/2007年3月(詳細情報 in 楽天ブックス利用) ○どんな本?  ずーっと表紙まで飾っているアルゼイドさんの実力が判明するヘタレ編突入の巻。  そうそう、ついにキアラさんも動き出しますよ。 ○そして、こう思う  表紙を見直してみると、全巻ラルゼとアルゼイドなんだねぇ。  アルゼイドの実力が判明しても、まったく暗い雰囲気の落ち込んだ話にならないのはこのシリーズのうまいところだと思うのです。  いじいじしているだけで話が進まない作品とか最近増えてましたからねぇ。 「破天荒遊戯」10 満足度:★★★★☆/2007年12月(詳細情報 in 楽天ブックス利用) ○どんな本?  学園もの突入といった感で、主人公は内蔵までさらけ出しちゃう進展の巻。 ○そして、こう思う  錯綜する人間関係が、コミック絵柄と相まって、なんともいえない世知辛さを醸し出しつつあります。  まぁ、学年位置の優等生にして眼鏡とメイドマニアで老けた園芸部部長のはっちゃけさの前にすべてはかき消されそうなのですけれど。 (自己管理用スペース) ・今日の体重:79.0kg

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る