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テーマ:いきいきのびのび(371)
カテゴリ:雑学?万歳☆
皆様、こんばんわ 昨日に引き続き、今日も「神様と愉快な仲間たち、朝まで生会話」の巻です 昨日のお話は、キチンとした童話。 かの有名なグリム童話の一部なのですが、今日のものは…… え~、突然話は変わりますが! 大阪に体操で一躍有名になった清●高校という学校があります。 この●風高校、今は文武両道な進学校として有名になっていますが、うちのママンが若かりし頃は 逆の意味で有名な学校だったそうです。 それはそれはヤンチャな男子校として そんな学校の教頭先生が、母の働くお店の常連さんだったそうです。 荒くれ共を束ねる豪気なところも持ちながら、ユーモア溢れる優しさも持ち合わせた先生は、 自分の娘程の年齢の母に色々な話を聞かせてくれたのですって 今回はその一部「神様と動物たち~果てなき官能の果てに~」をお送りします むか~しむかし、神様がようやく世界と動物たちを作り終えた頃のお話です。 大切な決めごとをしなくてはならない神様は軽くため息をつきながら、動物たちを集めました。 まずは十二支の順番通り、ネズミを招き尋ねます。 「ネズミよ、お前たちも一生を終えれば滅びる宿命。 ネズミという種を残すためには次世代を、子供を設けねばなるまいの。」 ネズミは強くうなずきながら、神様に言いました。 「はい、神様。 強く賢い子供をたくさん残して、心おきなく一生を終えたく思います!」 これはネズミだけではありません。 牛も、トラも、ウサギも…、みんなネズミと同じ気持ちでした。 ですが神様も、生き物がむやみに増えすぎるのを認めるわけにはいきません。 そんなわけで、いわゆる「発情期」を年に何度にするかの話し合いが持たれたのです。 「それぞれ年に二度、春と秋に子供を設けるように!」 神様はそれぞれの動物たちにそう伝え、反論は聞かずにそっぽを向きました。 ネズミも牛も、他の生き物たちもみんな渋々ながら納得して帰って行きます。 ところが、どうしても言うことを聞かない動物がいました。 馬です。 馬はブルルと鼻を鳴らし、興奮した様子で神様に詰め寄ります。 「みんなは納得したかもしれませんが、アッシは承知いたしかねますねぇ! こちとら馬の未来がかかってるんです! 多ければ多いに越したこたぁござんせん!!」 「いいや、ならん! そんな事を認めてしまえば、世界中が馬だらけになってしまうわい!」 神様にも負けないぐらいの勢いで馬は不平を並べ立てました。 しまいにはギャーギャーと喧嘩になってしまい、馬の次の羊、猿、鳥…たちはみんな待ちぼうけ。 そこに、列の一番最後にいた人間がひょっこりと顔を出しました。 「何やらもめているようですが、ちょっといいですか? …あのぅ、私たちはどうさせてもらったら良いのでしょう?」 目を血走らせて言い争い中の神様に、人間はおずおずと尋ねました。 本当は人間も年に二回、春と秋だけのはずなのです。 でも神様、すっかり頭に血が上ってしまい…… 「うるさいわい! 好きにすればええじゃろっ!!」 と、大声で叫んで馬との喧嘩を再開しました。 あらら、人間ったらラッキー♪ 他の動物たちよりも厚かましく、調子良く世の中を渡っているから、こんな役得もあったのかな? 羊や猿たちがブーイングする中、スキップスキップ帰って行った人間は、そんなわけで年中が春 TPOわきまえず、見境なく、世界中に溢れかえっていったのです。 …めでたし、めでたし? このお話、先生の作り話だと思われます。 一度、馬の発情期を生で見たことがあって、凄まじさにビックリしたんですって どうなんだろう、ちゃんと伝わっている話なのかな? やっぱり自作なのかなぁ? まぁ、どちらにせよ 当時のママンは20歳前後のうら若き乙女でございました そんな元・うら若き乙女に告ぐ 小学生の娘にこんな話を継承するんじゃねぇっ!! …そして、しっかり覚えている娘 どっちもどっちですね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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