2009/05/01(金)00:54
忙しいのモトはあちこちに。
GWも本番ですな。毎年のことなんだけど、連休中は忙しい。
カレンダーでお休みが続くならさ、客足も分散するかと思うけど
どういうわけか、いそがしい。暦は休日というだけで、相当忙しい。休日出勤のメンバー不足も原因のひとつであるが、
忙しいのにもほかに理由がある。 まず、平日よりも家族づれが多い。たとえばですよ、会社で備品が必要になったとかなら
経理の誰かが必要なだけをさっと買いにくるだろう。勤務中なら時間かけたくないし、休憩中にわざわざ会社のために
貴重な休憩時間をつかいたくはないしね。
もちろん人数だって、購入する商品を持てるだけの人数でいいわな。
ところが、休日はどうだろう。ペーパードライバーの奥さんなら運転手のダンナと一緒にやってくるわな。
だったら子供連れになっちゃうわな。
子供は一人じゃないかもしれんしな。
もしかしたら、ジジババも一緒かもしれんしな。これだけでも一組のお客さまの人数に大きい違いがある。
それだけ売り場に人が多いってことなのでそりゃ売れるわ補充するわ
ご案内に走るわで忙しい。
それだけではない。「プラスチックのポキポキ折るやつ。」
主語のみの商品の問い合わせには慣れているが、
念のために確認も必要である。「それは引き出しの中に使う仕切り板ですか?」「ほうよ!それ。」主語族のお客さまは、だいたいお返事も短く簡潔である。
うまく説明ができないぶん、イライラ性でせっかちである。
なのに休日にご来店ならイラの度合もMAXに達する。
だったら、お客さまご本人を売り場までお連れしてきちんと最後まで
ご案内するのが一番無難である。
途中までのご案内だと「見たけどない!」とご立腹になるのがおちである。忙しくても時間的にはこれが一番最短だと思っている。
さらに。
「携帯のストラップはどこ?」「電気小物のコーナーでございます。」「でんきー???」
このお客さまには携帯のストラップが電気コーナーに置いてあるのが
違和感があると思われる。
「・・・かわいいやつよ?ほんとに置いてある?」
けげんそうな顔で口をとんがらかしておっしゃるが
これが小学生の女の子なら、まぁいいんですがね。50過ぎの立派な大人の女性がきくならば、「子供がもつようなかわいいキャラとかの携帯ストラップが
いいんですけど置いてありますか?」と年相応に聞いてほしいものである。
ま、こちらの希望はおいといて
そのようなお客さまも実際にご案内して納得していただけるかどうか
確認するのがベターである。携帯ストラップは比較的わかりやすい位置においてあるが、
休日はお客さまが多くて、あんまりご来店の機会がないお客さまには
大きな天吊POPでわかりやすくしててもわかりにくいのである。
ってゆうかたぶん人が多すぎて探す気がないと思われる。 また。「あのー、キヨサカさん。トローリーってゆうのうちにあるんですか?」
ブンカちゃんはアイリと同い年である。
「ダ」歴は一年に満たない。なのでトローリーが入荷したときを見たことなくても
ちっとも不思議ではない。ってか、トローリー自体を知らない年代でもある。
きっとお客さまに聞かれて困ったんだろう。なので、ブンカちゃんとトローリーを検索するとこから一緒にする。
「とろーり」 ・・・と、ここで変換前にEnter押しちゃった。
棒が一本足りないけどまぁ出てくるだろう。でた。 「とろ~り昆布」ってか! 違う!!再び検索する。 「入荷まち」 やっぱりね。もう半年以上入荷してないし、これって入荷待ちとけるのって
年に数日もないんだよ。その数日のうちに集中して発注して売り場持たせるんだけど
いつもこんなだから入荷の見込みはないよ。
過去にあった商品を聞かれた場合、メンバーにも見たことない商品を
聞かれるなんてのもわりとあるので、そういう場合は説明がてら
一緒に接客もついてまわるってこともある。しかし、そうゆうのは時間を取られてさらに忙しさに加速を増すとしても
若いメンバーの成長につながるので個人的には歓迎するお客さまなので
気になさらずに。
ところがですよ。
「カードを入れる透明のケースはどこですか?」
あぁ、トレーディングカードを入れるやつですよね。
透明のフィルムのみのカードケースと、ブックになったのとあるけど
どちらも同じ売り場ですよ。
ご案内するのでこちらにどうぞ。
お子さまは商品を探すのが上手ではない。
それは、けっしてそのお子さまのせいではなくて、商品の種類が多すぎるのと
高さのある陳列でお子さまの目線よりもかなり上の部分まで陳列しているせいで
そこは接客でカバーしなくてはいけないところである。 文具コーナーにご案内する。 すると。 「あぁ!ここにあるけぇ!見てみんさい!」
先に売り場に到着していたママである。
ママはあたしに目が入る様子なくボクちゃんに声をかける。
ボクちゃん一人でお店にやってきたのではなくどうやらママとボクで
やってきたようである。しかも、ママもカードケースの場所がわからないのでメンバーのノガミさんに
案内してもらっていた。 またまた。 「おったおった。」
ジジ&ババ&ボクちゃんの妹も一緒にやってきた。
しかも同じようにカードケースの場所がわからないと言って
ヤジマさんがここまで案内していた。 え、このように。ひと組のお客さまが三人がかりで同時にご案内することもあると
そのぶん他のお客さまへのご案内に影響も考えられるので
いちがいにメンバーの不足とはいえないのである。 また、違うパターンとして。
「おぉ、おったで。」こう声が聞こえた場合、誰がおったかというと、
それはたいていあたしのことです。人があふれる売り場にちらほら見えるエプロンをつけた店員。
それは売り場がわからないお客さまには助け舟にみえるのであろう。 「あーちょっと。」はい、いらっしゃいませ。 60すぎと思われる男性ですが、すぐそばには奥さまがいらっしゃる。
男性があたしを呼び止める。そして奥さまにも声をかける。
「どうするや?聞いてみいや。」「んー、どうしよっかね。」
あの。わからないことを聞かれるのはワタクシ当然のこととして
ご期待に添うよう努力いたします。まず、聞くかどうかは決めてからお声掛けをしていただきたい。 「まぁ、先にまわってみようかね。」「ついでじゃけぇ、聞いてみりゃええじゃろうが。」 あの。わからないことを聞かれるのはワタクシ当然のこととして
ご期待に添うよう努力いたします。まず、ご夫婦の意見を一致させてからお声掛けをしていただきたい。 「んー、なんじゃったかいねぇ。」「おねぇさん、突っ張り棒はどこかいね。」 2階の工具コーナーでございますっっ!! このように、一組のお客さまでもったいない時間が発生するのも
忙しい原因のひとつである。
休日の勤務は忙しい。
同じ忙しいでも、なるべくご来店のお客さまにはまんべんない
気配り心配りで忙しい休日をのりきりたいものである。
にしても疲れる。