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カテゴリ:野球
明日から、日本シリーズだそうです。パリーグのプレーオフは、期待通りにマリーンズが勝ち残ってきましたが、対する相手はタイガース。縦縞ユニフォームとか、ファンの熱狂度とか、盤石の中継ぎ陣とか、俊足の切り込み隊長とか、いろいろと比較できるポイントのある両チーム。ちょっと前なら、水島新司の世界でしかあり得なかったカードの日本シリーズです。
友人のブログに書き込んだところ、「他人のコメントじゃなくて自分のブログに書け」と言われたセリフを。今回のパリーグプレーオフは「いかに勝ちに飢えていたか」の対決だったのではないでしょうか。 「去年日本一になっちゃったけど、今回借金持ちでプレーオフに出ていいのかな」なライオンズは、さっさと敗退しました。 「去年一番勝ったのに日本シリーズ出られなかった」なホークスは、プレーオフの悔しさを爆発させました。3戦目、4-0からの同点→サヨナラ勝ちがそうですね。5戦目でも、あとシングルヒット1本で勝ち抜けるところまで詰め寄りましたが、ダメです。 ワタシの知る限りのロッテは、他チームファンから見てイヤなチームの一つでした。とにかく9月に入ってからの勝率が違う。優勝争いしているチームの足を引っ張る引っ張る。相手の胴上げがかかった試合では特に強い。その最たるものが「1988.10.19」ですよ。18連敗もしたし、その時の監督が去り際に「もっと強いチームでやりたかった」ともコメントしているし。他にも数え上げたらキリがないけど、「勝利」という要素にことごとく見放されたチームです。 でもファンは熱い。選手もそうだけどファンが一番勝利に飢えていたように思います(近鉄ファンは、負けるのもネタとして受け入れてしまう雰囲気もありました)。それを思うと、やっぱり勝ってしかるべきチームなのか、と言う気もします。 阪神との結果はどうなるか?阪神も「勝って当たり前」っぽい雰囲気が出てきたように思います。それがチームにとって悪いことではないのですが、あるいはロッテの「勝利への渇望」がある程度満たされて、阪神の「2年前に果たせなかった日本一」の想いが上回ったとき、勝負の結果がどう転ぶか。願わくば、7戦目までもつれて1日でも長く野球が見られたらいいなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/10/21 10:41:50 PM
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