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カテゴリ:その他趣味
 こんなことを書いたら、どんなに糾弾されるかわかっている。世の女性達には、キモ毒男のように罵倒されるだろう。「これだから結婚できない男」といわれるかもしれない。そんなことを承知で打ち明けるが、私はハムスターを飼っている。
 家のマンションのゴミ捨て場がちょうど24時間いつでもゴミを出せるようになっているので、ケージを掃除するや、そこに捨てるのである。N区の私の住んでいるあたりは、ゴミの分別や収集日が厳しい。区内には2カ所の清掃工場がそびえ、そこではいつでも燃えるゴミを焼却処分している。ハムスターのゴミが増えたとて、人間の生活環境に被害は及ぼさない。埋め立て地の灰になるだけだ。
 ハムスターを飼うに至ったのは、色々と考えた結果だ。
 私はハムスターを1匹飼っている。そいつは雌だ。雄もいたが、なかなかなつかず、寒い冬の日に冬眠に入って、やがて死んでしまった。その後飼った1匹は、赤ん坊の頃に西友で買ってきた。当然、成長すると、食べるエサの量が増えて、肥える。N区には野良猫はわんさかいる。これはカラスも同様だが、野生の生存本能でもないと、食べられずに逃げられるわけなんかない。ダイエットを、まず考えた。しかし、どうも決心がつかない。小動物にとっての「生」とは、食べられるときにエサを食べて、エネルギーを貯め込むことではないか。その本質的な生を、人間の都合で奪い取っていいものだろうか。
 ハムスターは幸せさ、うちのハムスターには愛情をもって接している、ハムスターもそれに応えてくれる、という人もいるだろう。だが私は、ハムスターが飼い主に甘える根元には、遊んでもらえるからということがあると思う。運動をするための手段だ。もしハムスターが言葉を話せるならば、冬は部屋の隅に置かれたくない、時々手のひらで暖めてほしいというだろう。
 ハムスターに遊び道具を与えることは、飼い主の責任だといわれている。しかし、それは飼い主の楽しみでもある。
 ハムスターが野良ハムスターとなると、人間の生活環境を害する。だから、社会的責任として、運動不足のハムスターは、最初から運動できるように回し車を買い与える。私は、これに異を唱えるものではない。
 ただ、この問題に関しては、エサを食べてすぐのハムスターを手のひらでひっくり返して遊んでも同じことだ。自分で運動するか、飼い主に遊ばれるかの差だ。回し車のほうが、後で手を洗わなければならないという手間をかけずにすむ。
 そして、この差の間には、ハムスターにとっての飼い主との接触の有無、飼い主にとっては、ふわふわもこもこのハムスターに触れるという楽しみが横たわっている。どっちがいいとか悪いとか、いえるものではない。
 愛玩動物としてハムスターを飼うこと自体が、「とっとこハム太郎」人気に根ざした行為なのだ。ハムスターにとっての「生」とは、人間の干渉なく、エサを貯め込んで食べることだ。キャベツの芯を捨てるぐらいなら与えるとか、冗談半分に飼い主の鼻くそを与えるといった飼い主の都合に関わることでないかぎり、人が他人のペットの「生」にちょっかいを出すのは間違っている。人はネ申ではない。他人のペットの「生」に関して、正しいことなどできるはずはない。どこかで矛盾や不条理が生じてくる。
 人は他人のペットに対して、勝手に名前を付ける権利などない。お持ち帰りする権利もない。それでも、愛玩のためにハムスターを飼いたいならば、飼い主としては、自分のより納得できる道を選択するしかない。
 私は自分の育ててきたハムスターの「生」の充実を選び、「丸くてムクムクな生き物」を触りたい欲求を満たす手段としてハムスター飼いを選択した。もちろん、それに伴うエサ代の支出、掃除の手間も引き受けてのことである。





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Last updated  2006/08/25 12:44:16 AM
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