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カテゴリ:旅
宿を出るときに勘定を払おうと請求書を受け取ったら、主人が「昨夜のお礼」というわけで、宿代を¥6000にまけてくれました。ラッキー!基本料金に、晩飯の瓶ビールまで飲んだのに。
弥彦駅から燕三条まで、また弥彦線の旅です。車内に何の電子表示もない電車というのも、ずいぶん久しぶりな気がします。「次は池袋」「こちら側のドアが開きます」とか出てくるのに慣れてはいるのですが、この電車はドアが開きません。開閉ボタンもありません。駅に着いたら、何と手動!燕三条の駅も、新幹線の高架下に申し訳程度に片側だけのホームを造って、乗り換えができるようにした(新幹線開業に合わせて作られたそうです)駅で、改札も無人です。 ここからいったん大宮まで戻って、仙台行きに乗り換えます。大宮で降りたとき・・・ ・・・ ・・・ ・・・土日きっぷがない! 服のポケットも、カバンの中も全部探したけどない! とりあえず改札のおねーちゃんに言うと、この先のきっぷは一度買い直し、もし土日きっぷが落とし物として届けられていれば、手数料を差し引いて払い戻しが受けられるとのことでした。 ここで旅を中止して東京に戻ってもいいけど、そうしたら仙台に供える予定だった線香とろうそくはどうしよう。そういうわけで、旅を続行です。宇都宮付近を走っている頃に「東京駅の落とし物取扱所で預かっている」との情報が入ったので一安心です。 とにかく、この日は「牛肉を食べる日」と決めていました。仙台で牛タンを食べたあと、山形の駅弁で“牛肉どまんなか”(米沢牛と、“どまんなか”米を使った弁当)を食べることにします。仙台駅に到着後、まず牛タン通りで目当ての牛タン定食を。まだまだ安くはなかったですが、やはり本場で食べる牛タンは、焼き肉のタンとは違う。固めの麦飯とタンの肉汁がよく合います。 それからしばらく仙台駅をブラブラ。 ![]() ケータイのストラップを、ボロボロになった“礒部”から使い勝手のいい“沖原”に買い換えました。で、仙山線で葛岡霊園に向かいます。仙台市はずっと西の県境まで広がっていますが、仙台の中でもまだ真ん中らへん。「国が見渡せるほどの高台」から名付けられた、国見ヶ丘にあります。ほんまに、条件が良ければ太平洋まで見えるらしい。 途中でタクシーを拾い、霊園の最奥地まで。新潟で買ったカップ酒を供えて、足早に国見駅へと向かいます。快速を捕まえて、約1時間の旅です。やはり、この時期の東北は紅葉がきれい。面白山高原も、紅葉がすごくて面白かったです。 ![]() 山形駅に着くと、自由席ホームには長蛇の列。山形始発のつばさに乗る人たちです。これを見送って次の電車を待つと、今度は新庄始発で、すでに自由席は満員。もう“牛肉どまんなか”を買って車内で優雅に喰うどころではありません。結局大宮まで約2時間立ちっぱなし。今回の旅の暇つぶしに買った中島らもの本を一冊読み切ってしまいました。 まあ、いろいろと中身の濃い2日間でした。しかし、土日きっぷは(途中でなくさなければ)ずいぶん便利で使い勝手がいいことがわかりました。今度は墓参りでも一人旅でもない、別ルートで廻ってみたいものですな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/11/06 11:42:51 PM
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