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カテゴリ:その他趣味
すごい久しぶりにTHE ALFEEのコンサートに行ってきました。アルフィーと言えば、デビュー30周年を超えながらも、毎年ライブツアーで全国各地を飛び回っています。その数、延べ2000回以上。しかも、ラジオ・テレビのレギュラーもこなしつつ、毎年夏の野外コンサートまでやってます。
10年ほど前はバリバリのアルフィー中毒・略して“アル中”を名乗っていましたが、ここ数年はそのモチベーションも下がってきていました。さすがに、50がらみのオッサンが「王子」じゃあなあ。 毎年数十本のライブの中でも、「これは特別!」と言われるものがあります。 一つは、夏の野外コンサート。通称「夏イベ」。原則として同じ会場を使っていません(みなとみらい臨港パーク、横浜スタジアムなど、例外もあり)。夏休みということもあり、全国各地のアル中どもが集結します。 もう一つは、秋ツアーファイナルの大阪城ホール。その年最後ということもあり、全国各地の…(略)。 そして、12月の武道館3DAYS。特に24日は、この日だけしか演奏されないクリスマスソングが披露されます。最近の分はDVD化されてますけど、基本的にはこの日に行かないと見られないものです。大阪にいた頃は「城ホールには普通に行けるけど、武道館はちょっと遠い」という印象でした。高校時代は、武道館も城ホールも遠かったけど。 やっぱり一度は武道館も行ってみよう!というわけで、池袋と高田馬場で乗り換えて、気が付いたら九段下の駅にいました。おそらく、今の家からアルフィーのツアー会場で一番近いのが武道館かもしれません。 ![]() 駅からはそんなに迷わなかったけど、靖国通りの坂がきつかったのと、歩道が狭かったです。まだ、城ホールの方が歩きやすいわあ。 開演前の会場の外は、グッズを買いあさるアル中達でごった返しています。なぜだかここ数年は、メンバーのトレーディングカードの入ったお菓子セットが多く、それを何箱も抱えている人もいます。ツアーグッズを全種類買いそろえると、数万円の出費になりますが、知人に依頼されたとかで何セットも買う人もいます。ある種、西宮のえべっさんに雰囲気は近いですね。 相変わらず、女性率・メガネ着用率・フリルの着用率・デブ率が高いです。「メガネっ娘のメイドさん萌え~」とか言ってる人たちは、ここに来ればいいと思います。ただし、目が恐いです。 チケットは、当日券があったらそれで入ろう、と。なかったらあきらめよう。何というやる気のなさでしょう。アルフィーはダフ屋にとって商売しにくいミュージシャンなのだとか。曰く、前売り券の準備率が高いのと、当日券が大量に残ってるので値段をつり上げにくいのだそうです。 で、買ったチケットが西側2階席のほぼ最上段。ステージを真横(桜井側)から見下ろす形になります。 ![]() 写真は終演後のものです。 生アルフィーを見るのは2年前の城ホール以来になりますが、良くも悪くも変わってませんでした。タカミーが空を飛ばなくなったぐらいでしょうか。 先日出たアルバムからも何曲か演奏されましたが、どうも最近の曲は「拳を振り上げてノる」のが難しい。非常にメロディアスではあるけれどドラムやベースのパンチの効き方が違う感じがします。10年前に東芝EMIへ移籍した前後辺りの曲が一番好きですねえ。 一度目のアンコールでは、BEAT BOYSが現れました。動くBEAT BOYSは初めてかも、と思っていましたが、ギター・ベースを持って演奏してるじゃないですか。何だよ、それじゃアルフィーと一緒だろ!…でも、年齢こそ公表していないけれど、おそらくアルフィーとそう変わらないはず。それじゃ、何曲も踊り続けるというのは体力的にムリなのか。 3曲ほどやって、再びアルフィー登場です。なぜか、先ほどのBEAT BOYSと衣装は一緒です。 3回目のアンコールでは、アコースティックバージョンのFLOWER REVOLUTIONを演奏しました。花博のテーマ曲だっただけに、大阪でこの曲をやると客も非常にノリノリで、この曲のためにわざわざ造花の花束を用意する人もいるぐらいですが、今回はしっとりとしたメッセージソングに仕上がってました。これはいいですねえ。16年前にローソンと組んで、限定アコースティックライブをやりましたが、普通にアコースティックのツアーをやれば、関東近辺の会場をはしごしてもいいかもしれない。 武道館の印象は「小さい大阪ドーム」みたいな感じでした。上段席の傾斜もきついし。サイズは、城ホールの半分ぐらいでしょうか。でも、城ホールでは空席が目立つところ、さすがに武道館はほとんど客席が埋まってましたね。 帰りの九段下の駅へ向かう人の波は結構きつかったです。涙を浮かべるまでのことはありませんでしたが、狭いし、坂だし。千鳥ヶ淵の月の水面を振り向いてみましたが、タマネギの姿は浮かんでいませんでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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