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カテゴリ:野球
まったく、何てタイトルを付けるんでしょう。お気に入りに登録している皆様方には申し訳なく。しかし昨夜の我がイーグルスのサヨナラ劇、生では見ていないものの、今年のベストバウトの一つに数えても良いかと思います。
3対3で迎えた10回裏、すでに時計の針は10時半を回っています。今季負け無しのクローザー・馬原が2イニング目のマウンドに立ちました。 まず、この回先頭の礒部がライト前ヒットで出塁します。交流戦後からクリーンアップを外れていますが、ここでこの日初ヒットになります。で、代走に高波。 次の鉄平が送りバントを仕掛けますが、高波が盗塁を決めて無死ランナー2塁。バントで送って一死ランナー2塁でもよいのですが、これで鉄平は自由に打つことが出来ます。結局フォアボールで1塁が埋まって無死ランナー1・2塁。 続く藤井が、3塁方向へ完璧なバントを決めます。1塁が埋まっている状態で藤井がバットを振ると、かなり高い確率でゲッツーになりそうな気がします。これで一死ランナー2・3塁。 次のバッターは直人に代わって草野。個人的にはあまり草野のバットには期待していないのですが、なんとこれを敬遠。シングルヒットでもサヨナラの場面ですが、草野なら内野ゴロに打ち取れそうな気もするんですが…。 で、一死満塁でバッター高須。太鼓の鳴らないフルスタに、アカペラのベニーランドマーチが響き渡ります。なぜか、ビジターでのトランペットの音程よりも若干高い気がしますが。で、高須がセンター前に落としてゲームセット。馬原、今季初黒星です。 結果だけ見ると「高須がええ仕事した」で締めくくられるのですが、高波の盗塁・藤井のバントといったバイプレーヤーの仕事に加えて、ホークスベンチ(バッテリーにもある程度責任はあるのでしょうが)の采配ミスが重なって手にした、大金星です。いくらなんでも、得点圏打率4割(たぶん)の高須に満塁策で勝負を挑むか、と。ワタシがパワプロでホークス側にいたとしても、これは恐くてようせんなあ。 久しぶりに「勝てるチームの野球」を見た気がします。こういう試合をたまーに見せられると、やっぱりファンを辞められなくなってしまいます。 ともあれ、今季ホークスには東北で負けナシです。対戦成績も6勝5敗と勝ち越し。今週号のあぶさんでも、豊彦があぶさんを三振にとってしっかりセーブを挙げてるし。あとは、いかに福岡で勝てるか、ですね。ソフバもこの調子では、プレーオフどころではないかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/07/06 09:09:16 PM
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