ショコラの日記帳

2008/03/29(土)21:02

ちりとてちん[最終回]う~ん

朝ドラ「ちりとてちん」(40)

とうとうきてしまった。最終回  でも、なんだか、今日のお話は、ドラマというより、その後の説明でしたね。いきなり2007年春。大した感慨もなく、私の大好きな小草若さんは、「草若」を襲名しました。え~ん、もっと盛り上げて欲しかったよう!その上、A子と仲良くなったりしてる。A子は小浜の会社社長だから、結婚は、前途多難よ。それとも、A子もB子みたいに妊娠したら、あっさり会社を捨てる? 四草さんは、突然来た女に「あなたの子よ」と子供を置いていかれ、何の文句も言わずに、育てたとか。そんな馬鹿な。九官鳥に続くペット? 草原さんは、大阪府から権威ある賞を受賞したとか。嫁のおかげと妻に感謝!草原さんは、変わらなくて、良かったです。 一番、可哀想だったのは、奈津子さん。若狭の本を、後に本当に出版したけど、売れなかったとか。当然よね。引退したあとじゃ。せめて、引退する前だったら、少しは売れただろうなあ。 正平くんは念願が叶って、勝山の恐竜博物館に勤務できました。その上、留学もできて、学芸員にもなれたそうです。正平くんと、A子がくっつけば良かったのに。 草々さんには、もっと弟子が増えたよう。 半年経っているのに、ナレーションは、もっと未来の視点からも喋っていて、どこまでが、07年春のことで、どこからがもっと未来の話か、ちょっと分かりにくかったです。 子供が生まれる前に、もう弟子が3人になったんですね?子供が生まれる分娩室の前で、草々さんは「愛宕山」の落語を喋りました。昔、糸子さんが出産する時、正典さんが「故郷」を歌ってあげたように。そして、すぐに出産。早いこと。喜代美の幸福そうな顔のアップで、終了。 なんだかねぇ。このドラマのテーマは、結局、何だったのでしょうか?「受け継ぐ」というのは、伝統の箸や落語だけでなく、命や家族を受け継いでいくということ?「受け継ぐ」の意味を、広げすぎて、なんだか、焦点がボケてしまったような気がします。今更ながら、喜代美には落語を続けて欲しかったと思います。創作落語をやれと言った草若師匠も悲しんでいるのでは?これだから、女は弟子にとりたくないと、他の師匠達も思ったのではないかと、危惧します。落語は、一人前になるのに、10年以上かかる世界だから。女は、陰で支えるもの。そういう常識を打ち破って欲しかったです。 やっぱり、草若師匠の死の前後が一番良かったですね。あそこで、ドラマを見るのをやめておけば、こんなに切なくならなかったのに。 それにしても、糸子お母さん、ステキでした。主婦の鏡です。若狭から喜代美に戻りましたが、糸子師匠にはとても敵わないと思います。代わりに、糸子さん、落語やったら?素敵な糸子さんが、娘に価値を認められる話だったのかな?結局、そんな最終回でした。 来週からは「瞳」。20歳で、祖父と共に、里親になるようです。どうなんでしょうね。良くても、悪くても、一応、見ます。また、来週!  クールだけど、優しかった四草さん           

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