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カテゴリ:朝ドラ「ちりとてちん」
とうとうきてしまった。最終回
でも、なんだか、今日のお話は、ドラマというより、その後の説明でしたね。 いきなり2007年春。 大した感慨もなく、私の大好きな小草若さんは、「草若」を襲名しました。 え~ん、もっと盛り上げて欲しかったよう! その上、A子と仲良くなったりしてる。 A子は小浜の会社社長だから、結婚は、前途多難よ。 それとも、A子もB子みたいに妊娠したら、あっさり会社を捨てる?
四草さんは、突然来た女に「あなたの子よ」と子供を置いていかれ、何の文句も言わずに、育てたとか。 そんな馬鹿な。 九官鳥に続くペット?
草原さんは、大阪府から権威ある賞を受賞したとか。 嫁のおかげと妻に感謝! 草原さんは、変わらなくて、良かったです。
一番、可哀想だったのは、奈津子さん。 若狭の本を、後に本当に出版したけど、売れなかったとか。 当然よね。引退したあとじゃ。 せめて、引退する前だったら、少しは売れただろうなあ。
正平くんは念願が叶って、勝山の恐竜博物館に勤務できました。 その上、留学もできて、学芸員にもなれたそうです。 正平くんと、A子がくっつけば良かったのに。
草々さんには、もっと弟子が増えたよう。
半年経っているのに、ナレーションは、もっと未来の視点からも喋っていて、どこまでが、07年春のことで、どこからがもっと未来の話か、ちょっと分かりにくかったです。
子供が生まれる前に、もう弟子が3人になったんですね? 子供が生まれる分娩室の前で、草々さんは「愛宕山」の落語を喋りました。 昔、糸子さんが出産する時、正典さんが「故郷」を歌ってあげたように。 そして、すぐに出産。 早いこと。 喜代美の幸福そうな顔のアップで、終了。
なんだかねぇ。 このドラマのテーマは、結局、何だったのでしょうか? 「受け継ぐ」というのは、伝統の箸や落語だけでなく、命や家族を受け継いでいくということ? 「受け継ぐ」の意味を、広げすぎて、なんだか、焦点がボケてしまったような気がします。 今更ながら、喜代美には落語を続けて欲しかったと思います。 創作落語をやれと言った草若師匠も悲しんでいるのでは? これだから、女は弟子にとりたくないと、他の師匠達も思ったのではないかと、危惧します。 落語は、一人前になるのに、10年以上かかる世界だから。 女は、陰で支えるもの。 そういう常識を打ち破って欲しかったです。
やっぱり、草若師匠の死の前後が一番良かったですね。 あそこで、ドラマを見るのをやめておけば、こんなに切なくならなかったのに。
それにしても、糸子お母さん、ステキでした。 主婦の鏡です。 若狭から喜代美に戻りましたが、糸子師匠にはとても敵わないと思います。 代わりに、糸子さん、落語やったら? 素敵な糸子さんが、娘に価値を認められる話だったのかな? 結局、そんな最終回でした。
来週からは「瞳」。 20歳で、祖父と共に、里親になるようです。 どうなんでしょうね。 良くても、悪くても、一応、見ます。 また、来週! クールだけど、優しかった四草さん
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