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2008年11月18日
カテゴリ：朝ドラ「だんだん」
石橋さんの両親説得はうまくいきませんでした。 忠「それがこの子らの幸せだと言い切れるかね」 石橋「はい！」 そんなに簡単に、「はい」と言う人、信用できないなあ。 私は、プロポーズでも、「あなたを絶対に幸せにする」と言い切るのは、苦手です。 そして、嘉子さんは言いました。 嘉子「夢を諦めるのも人生だけん」 確かに、忠さんが夢を諦めたからこそ、嘉子さんと結婚したわけですね。 でも、夢を諦める人生も辛いなあ。 それが夢にチャレンジして、才能や運などでうまくいかなくて挫折した後なら、まだ諦めもつくでしょうけれど・・・ 家族や愛する人のために、夢が叶うもう少しのところで捨てるというのはねぇ・・・
歌手になるかどうかより、石橋のことが気になって仕方ないのぞみ。 のぞみ「なんで、故郷を捨てはったんどす？ 石橋さんにもボクシングみたいな夢があったんと違いますか？」 石橋「サリーミュージックに入ってくれたら、全て話すよ」 おいおい、そんな卑怯な手を使ってまでも、事務所に入れたいか。 のぞみは、歌より、石橋さん目当てで歌手になりそうですね。 石橋「僕にとって・・・特別な人だからね」 もう、その一言で、のぞみはメロメロです。
めぐみは、嘉子さんに歌手になりたいか改めて聞かれましたが、否定しました。 めぐみ「あの人は、双子のデュオが目当てだけん。 私だけに興味があるわけだないけんね」 え？ 自分だけに興味を持って欲しいように聞こえるけれど？ それとも、一人だけでスカウトされてたら、誘いを受けたけど、 のぞみが芸妓になりたいだろうから、のぞみのために断っているってこと？ 介護福祉士は、やっぱり本気じゃないってこと？ 嘉子「のぞみさんがその気になったら？」 めぐみ「大丈夫。のぞみは芸妓になるけん」
いえいえ、のぞみは恋のために、舞妓も芸妓の夢も捨てそうです。 最後のナレーション 「めぐみは、のぞみを感じれば感じるほど、石橋を思い、切なくなるのでした」 見るからに、のぞみが石橋さんにラブラブなので、 さすがのめぐみも自分の恋心に、やっと気づいたのでしょうか？
のぞみは、初枝おばあちゃんに貰った勾玉のストラップ、とても喜びました。 初枝「恋愛も成就するし、運気も上がる」 そして、石橋さんの「僕にとって、特別な人だからね」という言葉。 忠パパの「芸妓になるのを楽しみにしちょる」という言葉。 のぞみは、それらのお陰で、「黒髪」の舞が急に変わりました。 うまくなったのかと思いましたが・・・ 久乃さんも真喜子さんも喜ぶどころか、困ったようでした。 久乃「急に、えずくろしなってしもたなあ、夢花。 おぼこのうなったら、舞妓の値打ちはおへん。 襟替えを早めた方がええな」 真喜子「へえ。早う、芸妓になった方がええと、うちも思います」
『えずくろしい』というのは、いい意味ではないようです。 調べたら、「不快・花や化粧のあくどいもの」なんて書いてありましたが、この場合、ちょっとあっていないような・・・ 『おぼこ』というのは、「世間馴れしていない生娘のこと」を言うようです。 結局、「えずくろしなった」というのは、大人の女みたいになって、生娘っぽくなくなったということでしょうか？ でも、そうでないと、黒髪は上手に舞われないのでは？ 久乃「おぼこのうなったら、舞妓の値打ちはおへん」って怖いです。 まるで、商品みたい。 芸妓になるのは、いいことではないの？ 舞妓失格だから、芸妓になるの？ だとしたら、舞の練習をするより、恋をした方が、早く芸妓になれるんじゃないかしら？ ちょっと悲しかったです。
今週も恋愛中心みたいですね。 鈍感めぐみが、やっと自分の恋心に気づくというのを丁寧に、丁寧に描きそう。。。 やっぱりストレートなのぞみの方が、私は共感できます。 でも、２人共、傷つかないよう願っています。
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