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カテゴリ:’09春ドラマ
「婚カツ!」の初回視聴率は、16.3%でした。 これは、春の新ドラマの中で、「BOSS」の18.1%に続いて、第2位です。 前作「ヴォイス」の初回が17.7%でしたので、この枠としては、ちょっと低い方ではないでしょうか?
「子供の頃から、なぜか肝心なところで、間が悪かった」 その始まりは、楽しかったです。
就職氷河期の時代に、再就職が困るというのは、今の時代にあってるかも? 就職の採用条件が既婚者だったので、 雨宮邦之(中居正広)は、春見区の臨時職員の面接で、もうすぐ結婚すると嘘をつきました。 結婚するつもりだったのに、リストラされて、結婚が延期になってしまったとか、 彼女は待っててくれてるので、男として、早くけじめをつけたいとか、 よく即座に思いつきましたよね。 でも、実際に、そういう状況の人、いそうな気がします。
雇用促進と少子化対策に頭を悩ませていた春見区が、一石二鳥の案で設置したのが、少子化対策課。 これも、今のご時勢、ありそう・・・ 区長の溝口静子(風吹ジュン)が「こんにちは、区長」というテレビ番組の中で、 新規に臨時職員に採用した邦之がもうすぐ結婚すると喋ってしまったものだから、自宅のトンカツ屋のある商店街は大騒ぎ。 これ、ちょっと大騒ぎ過ぎましたよね。 ご祝儀まで、沢山集まるなんて・・・ どんなに田舎なのって感じ。 区があるくらいだから、小さな町ではないでしょう。 邦之は、区長から呼び出され、いつ、結婚するのか聞かれ、3ヶ月後ということになってしまいました。 区長が主賓をやってくれるそうです。
仕方なく、クビにならないために、その嘘を本当にするために、婚活(結婚活動)を始めました。 元々、婚活に興味のあった幼馴染みの深澤茂(佐藤隆太)と一緒です。 そうしたら、参加したお見合いパーティに、 区の臨時職員に、一緒に採用された桜田周五郎(橋爪功)さんもいて・・・ これから、いつもこの3人で婚活しそうです。
そのお見パ(お見合いパーティ)で、真剣に婚活している女性、村瀬優子(釈由美子)さんと出会いました。 年収さえ言えない邦之を、全然、相手にしません。 そして、そのパーティの主催者は、邦之の幼馴染みで、元キャッチャー・高倉真琴(りょう)でした。 子供の頃、太っていたのが、痩せてて全然分かりませんでした。
一方、結婚話が嘘と知らない飛田春乃(上戸彩)は、落ち込んだ様子。 幼馴染みで、妹のような存在でしたが、彼女は邦之が好きなのかも? 彼女は、内定取り消しをくらって、就活(就職活動)しています。
そういうわけで、今回、3人の女性が候補として出てきました。 最終的に、誰になるのかしら? 私は、邦之のような草食系の男性には、自立してバリバリやっている動物系の高倉真琴なんかが、お似合いだと思うんですが・・・
最後に、アクア合コンに出席。 邦之「奇跡って信じる?」 春乃「はあ? わけ、分かんないんだけど」 邦之「俺もよく分からない。だから婚活してみようかなって思ったんだ。本気でね」 綺麗に締めました。
とにかく、このドラマ、じっくり見るタイプではありませんね。 「銭ゲバ」とは違って、もう少し明るく現在の日本の状況を描いていて、 軽く見るにはいいかもしれません。 私は、中居君主演のコメディということで、期待していましたが、 期待しすぎたのか、ちょっと期待外れでした。 単に、私の好みに合わないだけで、こういうのが好きな方も沢山おられるでしょう。 流行の「婚活」「就活」で、ドラマもブームを作れるでしょうか? 「婚活」「就活」、どちらもうまくいきますように・・・
【第1話粗筋】 (公式HPより) 雨宮邦之(中居正広)は"就職氷河期"の真っ只中に3流大学を卒業し、とある企業で働いていたがこの不況の折り、職を失う。家からは今日もとんかつの匂いがただよっている。彼が最も苦手な油と肉が融合した香りだ。このまま仕事がなかったら、このとんかつ屋『とんくに』を継ぐしか生きる道はなくなってしまうのか!? 邦之は、それだけは避けたかった。しかし、この未曾有の大不況のなか、そう簡単に仕事はみつかりそうにない。 一方、邦之の住む町、春見区は雇用促進と少子化対策に頭を悩ませていた。区長の溝口静子(風吹ジュン)は、とりあえず形だけでもとばかりに若干名の臨時職員採用と、名ばかりの少子化対策チームの発足を決める。 臨時職員募集を知った邦之はすぐに飛びつく。意気込んで、面接に臨んだ邦之は、その時になって"既婚者であること"という採用条件があることを知る。邦之は、仕事を獲得したい一心で、結婚の予定がある、と嘘をついてしまった。無事就職は決定するものの、これが全ての始まりで...。 邦之の少子化対策課への初出勤の日がきた。面接試験で出会った初老の男性、桜田周五郎(橋爪功)や幼なじみの区役所職員、二瓶匠(谷原章介)の姿がありホッとする邦之。だが、伊藤勝(北村有起哉)と名乗るエリート風の男との出会いには緊張感が走る。 その邦之に、茂が祝儀を渡す。大事なバイクを手放しての祝儀だと気づいた邦之は、茂に事の次第を打ち明けた。これは一大事と考え込む2人。その中で出た結論は、邦之が本当に結婚相手を探せば良いというものだった。 邦之は、しぶしぶ茂と一緒に人生最初の婚活パーティーに出席。と、そこに周五郎の姿もあるではないか。周五郎は、既婚と勘違いされての採用だったのだ。そこで、3人は気合いの入った女性参加者、村瀬優子(釈由美子)と出会う。さらに、そのパーティーの主催者は邦之の幼なじみ、高倉真琴(りょう)だった。 結婚への執着心なく参加していた邦之は、真琴に結婚は生半可な思いでは出来ないと言われてしまう。さらに、婚約者を紹介もしないことに腹を立てる邦夫からも、邦之が今存在するのはたくさんの奇跡が続いた結果なのだから、中途半端な・・・しまった。「奇跡」という言葉が邦之に強く響いたのだった。 邦之は続いて行われたアクア合コンに出席。そこでは、優子から真剣さが感じられないと言われてしまった。その言葉に、邦之は本気で婚活すると宣言する。
【脚本】 龍居 由佳里 森 ハヤシ
【主題歌】 PUFFY 「ウェディング・ベル」 (Ki/oon Records)
【主要キャスト】
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