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カテゴリ:江(大河ドラマ2011年)
第4回の視聴率は、前回の22.6%より下がって、21.5%でした。 残念ながら、このドラマの最低視聴率でした。
『江』のガイドブック、自分のアフィリで買ってしまいました♪ 大河ドラマのガイドブックを買ったのは、これが初めてです。 このページは、第4回の写真のようです。
今回も“本能寺の変”の前振りのようでした。 “馬揃え”は派手でしたが、ドラマ内容は、地味だったような気もします(^^;) 相変わらず、信長にいじめられる光秀。 一層、憎しみを深めたようでした(汗) 馬揃えで、信長、梅の枝を背中につけていたので、笑ってしまいました(笑) どうなっているのかと思いましたが、衿の後ろに刺していたようです。 この格好は、史実通りなのでしょうか?(笑)
馬揃えは、今でいうと軍事パレードみたいな物ですね。 天正9年(1581年)春、信長が馬揃えを命じました。 本来、馬揃えとは、馬の優劣を競うものですが、信長は行列の荘麗さ、装束・飾りの絢爛さを競わせました。 その責任者を明智光秀に命じました。 そして、帝にも見てもらうよう、帝のための特別桟敷を設けるよう、光秀に命じました。 光秀は帝まで自分の思い通りに動かそうとする信長に驚き、責任者を辞めたいと言いましたが、聞き届けられませんでした。 秀吉は中国攻めの最中で、参加できず、残念がりました。 江達は、信長に招待されて、いい席で見られました。 羨ましいです♪ 派手な行列の最後に、信長が登場♪ 観客達に言いました。 信長「皆々、時は春である。 我が春、信長が春である。 そして、世の春、皆々の春である。 喜ぶがよい。 寿ぐがよい。 酔いしれるがよいぞ!」 そう言うと、槍を振り回しました。 背中に梅の枝をつけて、漫画みたいでした♪(^^;)
その後、江は信長の宿舎の本能寺で、信長と会いました。 女物の南蛮の衣装ができたとのことで貰いました。 そして、江は香の道具があるのに、気づきました。 以前、姉妹で香を嗅ぎあった時、自分の香りを見つけられなかった江でしたが・・・ 信長から見せられた「東大寺」という香りに惹かれて、 江「これです! 私の香りは」と、言いました。 すると、信長は面白がって、その香木を江にくれました。 母の市にその香木を見せたら、驚きました。 それは、奈良時代、唐から伝来した東大寺正倉院秘蔵の伽羅(きゃら)の名香『蘭奢待(らんじゃたい)』でした。 足利8代将軍・義政以来、誰もが切り取るのをためらったのを、信長は数年前、大胆に自ら切り取ったのだそうです。 とても貴重な物でした。
以前、三姉妹が初めて香道を体験した時、茶々は、父が好きだった香りの『浮島』、 初は、『源氏物語』にゆかりの『空蝉』を選んだのに、 江はその時、どれもよく分からず、自分の香りを選べませんでした。 でも、結局、江は、名香『蘭奢待』が自分の香りと言ったのだから、結局、江が一番いい物を嗅ぎ分けられるということでしょうか? それとも生まれながらの贅沢者?(笑)
そんなに貴重な物だったと聞いて、江は驚いて、そんな物は持っていられないと市に渡しました。 市は、『蘭奢待』を返しに、信長に会いに行きました。 江にも来るかと誘いましたが、江は断りました。 自ら神になろうとしている叔父上が嫌になったのでした。 その信長と会った時の会話です。
江「人は己の望むままに神になどなれません。 恐れ多いというお心が、叔父上にはないのですか? 己を信じることと、己が神になることは違うと思います!」 そう信長に言ってしまったのでした。 信長「こやつめ。 思うたままを口にしおって」 江「だって、それが叔父上の教えではありませんか」 信長「そうであったな。 その言葉に偽りはない。 己を信じて、思うままを話し、思うままを生きればよい」 江「はい」 信長「己の信じる道をゆけ、江。 思うておるより時は速い。 人生は短いぞ」
信長のこの言葉は良かったです♪ まるで遺言のようでした。 江は会いに行けば良かったと後悔しました。
市に信長は、『天下布武』の印判を渡しました。 天下布武というのは、公家、寺家、武家とある中で、武家が要となって、天下をまとめようとするものだと、信長は言いました。 そして、3姉妹を連れて戻ってくるよう市に言いました。 3姉妹を信長の養女にして、 茶々を近々帝となる親王の御子に娶らせ、ゆくゆくは帝の后に。 初は、いずれかの大名に嫁がせ、 江は、しばらく手元に置くとのこと。 市「娘達も私も兄上様の道具にされるのは、断じてごめんこおむりとうございます」 信長「わしではなく、天下泰平のためだとしてもか」
信長は天下泰平のために天下を統一したくて、それは自分のためではなくて、戦のない世の中を作るためで、皆のため。 自分が犠牲になる覚悟を持って天下太平を願っていることを、この時、市は初めて知ったそうです。 それってかなり信長を美化しすぎじゃないでしょうか? まるで龍馬みたいでした。 天下泰平のために、好きでもない人の所へ嫁げと言われても、今の時代は、ぴんとこないですね(汗) この時代なら身を犠牲にできたのでしょうか?
信長は四国討伐の総大将から光秀を外し、秀吉の配下につくように命令しました。 秀吉の配下と聞いて、ワナワナと震える光秀。 このドラマだと、謀反の理由は底が浅そうですね(^^;)
次回は「本能寺の変」で、信長の最期です。 それに合わせて、信長をかなり持ち上げている感じでした(^^;) 「本能寺の変」もかなり独創的なものになるのではないかと心配です♪(笑)
【視聴率推移とレビューリンク】 (視聴率は関東地区) [第1回]21.7% [第2回]22.1% [第3回]22.6% [第4回]21.5%
【第4回粗筋】 天正9年(1581)冬。三姉妹は、初めて香道を体験する。市(鈴木保奈美)に父・長政(時任三郎)愛用の香を教えられ、喜ぶ茶々(宮沢りえ)や初(水川あさみ)だが、江(上野樹里)には父の記憶がない。
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