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カテゴリ:江(大河ドラマ2011年)
第6回の視聴率は、前回の22.0%より大幅に下がって、19.6%でした。 初めて20%を切ってしまい、最低視聴率でした。 危惧した通りで、残念です。
光秀と江が会っただけでも、主人公特権の史実無視でしょうけれど、 55歳の光秀に、10歳位(数え年)の子供の江が「天下布武」を説くというのは、いくら何でも・・・(汗) その上、光秀も死ぬ前に、江のことを思い出して、「天下を泰平にする」という江との約束を守れなかったことを詫びるなんて・・・ あまりの展開に呆れてしまいました(汗)
江「もし、明智様が天下を取られたならば、世に太平をもたらすと約束して下さい。 叔父上を討ったことを許せるとしたら、それしかありません」 秀吉軍に負けて、逃げた明智は、落ち武者狩りにあって刺されてしまいました。 そして、諦めて自害する時、この江の言葉を思い出し、約束を果たせなかったと残念そうでした。
中国攻めから大返しした秀吉軍との戦い、大掛かりなロケで迫力ありそうでした。 でも、睨み合っていただけで、全然、戦いのシーンがなかったので、拍子抜けでした。 それで負けたと言われても、ちょっと現実味がなかったです(^^;)
秀吉軍の大返しもイマイチ、リアルでなかったし・・・ アップのセリフばかりだったからかもしれません(^^;) とにかく、視聴率が落ちたのは、信長がいなくなったせいだけじゃないかもしれませんね(^^;)
無事に明智の家臣に清洲城まで送ってもらって、江と市と姉達が会い、無事を喜びました。 そのシーンは感動的で良かったです♪ でも、その後の市と江の会話がイマイチ、時代錯誤な気がしました。 江「叔父上を討った相手なのに・・・憎い敵であるはずなのに・・・どうしても明智様を憎むことができないのです」 市「憎むべきは人ではない。戦であり、戦をもたらす世のありようなのじゃ」
こういう考え方は現代日本の考え方でしょう。 それに、江が明智を憎めないのなら、その後の「春日の局」との確執が意味不明。 明智軍に行った時、斎藤利三に冷たく扱われたからという、もっと心根の狭いことで春日の局と確執が生まれるのでしょうか?(春日の局は、この利三の娘です) 今回、利三は、立場が変わったと、江に冷たかったですが、これが普通の扱いでしょう(^^;) 明智がヒロインに媚を売りすぎでした(笑)
そして、信長の姪であることをあちこちで声高で言い、偉そうな江。 偉いのは信長であって、その娘ならともかく、たかが姪で・・・
今まで批判ばかりしてしまいましたが、 市や茶々、初が明智の軍を恐れて、清洲城へ逃げて行くのは良かったです♪ どれを持って行くのか、江の分も選んであげて・・・ 市も江を心配して、沢山、家康宛の手紙を書いて、届けてもらいました。 とにかく生きていて欲しいと心配そうでした。
細川家に嫁いだ明智の娘のたまも可哀想でした。 「謀反人の味方などできるものか!」と、細川幽斎(藤孝)が隣室のたまに聞こえるように言いました。 直ちに、夫婦の縁を切れと、息子の細川忠興に言いました。 でも、忠興はたまを愛していたので、「お待ち下さい」と頼みました。 忠興「たまの身は我が領地のいずれかに移し、厳しく見張らせまする。 なにとぞ、それでお許し願いとう存じます」 忠興とたまは、この時代、珍しいくらい夫婦仲が良かったんですよね。 夫婦仲が良くても、市といい、たまといい、辛い世の中でした。。。
次回は、「母の再婚」。 予告編で、「母は嫁ぐことにした」という市に、 江が「好きでもないのに嫁ぐのですか」と聞いてました(汗) これも、現代の価値観のままですね(^^;) これは史実を元にし、時代劇の形を借りた現代劇かもしれません(汗) とにかく、次回から織田家の家督争いが始まりそうです。 とりとめなくなってしまいましたが、また来週(^^;)
【視聴率推移とレビューリンク】 (視聴率は関東地区) [第1回]21.7% [第2回]22.1% [第3回]22.6% [第4回]21.5% [第5回]22.0% [第6回]19.6%
【第6回粗筋】 天正10年6月。江(上野樹里)は、家康(北大路欣也)と命がけの伊賀越えの末、無事、伊勢に到着するが、野武士に捕らえられる。一方、光秀(市村正親)は、天下人どころか孤立無援となっていた。最大の誤算は、秀吉(岸谷五朗)であった。備中から1日半で姫路に到達。後に「中国大返し」と呼ばれる離れ業をやってのける。追い詰められた光秀は、安土城で人質となった江と対面。なぜおじ上をあやめたか、江は光秀に訴えるが・・・。
江の2番めの夫、EXILE・AKIRA(豊臣秀勝役)に決定♪
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