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2011年07月22日
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カテゴリ:’11夏ドラマ

第3話の視聴率は7.4%(関東地区)でした。

初回は10.6%で、それから続落。

数字的には、ちょっと厳しいですね(汗)

でも、私は結構、嵌まっています♪

やたら重くて切ないのですが、主人公の2人がとてもいい人で、応援したくなります。

双葉(満島ひかり)など加害者側の家族にいろいろな嫌がらせをしていたのは、洋貴(瑛太)の母の響子(大竹しのぶ)でした。

やっぱりね。

この人だろうと思っていました。

そして、双葉は今までずっと誰かから嫌がらせを受けていたことを、洋貴(瑛太)に告白。

洋貴の仕業だと思ったので、あの時、ここへ来たと告白しました。

それを聞いて、洋貴はもしかしたら、母かもしれないと思い、実際、そうでした。

 

双葉は、祭りの夜、洋貴と一緒にいた時、偶然、洋貴の母・響子と、弟の耕平(田中圭)の嫁・日垣由佳(村川絵梨)と出くわしてしまいました。

その時は、すぐ別れましたが、その後、響子と再び、街角で偶然?会いました。

双葉は名前を聞かれたので、偽名を使って身元を隠し、響子といろいろ話をして親しくなりました。

 

でも、響子は以前から興信所に調べさせてたくらいだから、きっと双葉のことも加害者家族だと分かったでしょうね。

分かった上で、殺された娘・亜季の話をしたのではないでしょうか?

亜季ちゃんは、小さい頃から短いスカートを穿きたがったけれど、響子は穿かせませんでした。

でも、あまり穿きたがるので、遂に買ってあげました。

殺された日もその短いスカートを穿いていて・・・

響子は出かける時、ちょっと短すぎると思ったけれど、時間がなかったので、スカートのことは言わずに仕事に出かけてしまいました。

だから、私のせいだ・・・

そう双葉に話しました。

犯人はロリコンで、殺される前、亜季はもう一つの被害にあっていたと、響子は思い込んでいました。

それを察した双葉は慌てて、洋貴の所に戻り、「お母さんを救ってあげてください」と頼みました。

 

2人は、昔の名刺を元に弁護士の所に行き、昔の供述調書・検視調書を見せて欲しいと頼みました。

でも、5年間の物しか残っていないとのこと。

それにあったとしても見せてもらえないだろと。

その会話を聞いていた別の事件の被害者家族の藤村五月(倉科カナ)が2人に話しかけてきました。

五月は、少年事件を扱う記者の知り合いから手に入るかもしれないと言い、頼んでくれました。

そして、本当に、手に入りました。

それを見ると、亜季ちゃんは乱暴されてはおらず、頭を殴られて即死だったようです。

その後、三日月山の湖に捨てられました。

それを響子に伝え、お母さんのせいじゃないと、洋貴は言いました。

洋貴自身も自分があの日、亜季の面倒をちゃんとみてあげなかったから、自分のせいだと言い、母に謝りました。

響子は、あなたのせいじゃないと、ちゃんと否定してくれました。

否定してくれて良かったです♪

結局、響子も、亡くなった父・達彦(江本明)も、洋貴も3人共、亜季の死を自分のせいだと思って、15年間、自分を責め続けてきたのでした。

被害者家族なのに、まるで加害者のようで、辛いですね。

 

一方、加害者側の双葉の家族は、両親が離婚したとはいえ、加害者家族と差別されないように、父が気遣って姓を変えさせるための形式上の離婚だったので、家族の仲はとてもいいです。

もし、響子が嫌がらせをしなければ、双葉の家族は、もう事件のことは忘れて、幸せになっていたかもしれません。

もう15年も経ちましたから。

そういう意味で、不幸せな響子は、この家族を幸せにはしたくない、羨ましい、妬ましいということもあったかもしれませんね。

響子のお陰で、双葉も父の三崎駿輔(時任三郎)も、勤務先にFAXが届いてクビになったり、彼氏に別れを告げられたり、無言電話が何度も来たり、近所にも知られて、何度も引越さなければならなくなったり・・・

もうどちらが被害者で、どちらが加害者か分からない状態です(汗)

 

洋貴の弟・耕平(田中圭)は、母がそういうことをしていることを知っていたそうです。

でも、それが母の生き甲斐だからと黙認してきました。

でも、洋貴は前述の通り、双葉と一緒に頑張り、母の心の苦しみを説いて、嫌がらせをやめるよう、言いました。

これで、響子は少しは解放されたでしょうか?

彼女は、やめると言いましたが・・・

そう簡単にやめられないかもしれませんね。

 

一方、殺人者、雨宮健二(三崎文哉)(風間俊介)の勤める果樹園農家に、彼の本名を知る女性、臼井紗歩(安藤サクラ)が勤め始めました。

この女性、もしかしたら、五月が話していた知り合いの記者じゃないでしょうか?

検視調書を手に入れてくれた。

文哉のことを記事にしたいのでは?(単なる推測です)

 

とにかく、なぜ文哉が亜季を殺したのかとか、まだいろいろ謎が多いですね。

15年経っても、耕平以外、皆が幸せになれていない状況ですが、キーはやはり文哉にあると思います。

文哉がかつて双葉を殺そうとしたことがあるというのも、理由がよく分からないし・・・

もしもその時、私が殺されてたら亜季ちゃんは殺されなかったかもと、双葉は言いましたが、被害者が2人になっただけではないかと思います(^^;)

これから、どういう方向に話が進んでいくのか、次回も楽しみです♪(^^)

 

【視聴率推移】 (関東地区)

[第1話]10.6%  [第2話]9.2%  [第3話]7.4%

 

【脚本】 坂元裕二 (「東京ラブストーリー」、「Mother」など) 

【主題歌】 小田和正 『東京の空』

 

【第3話粗筋】

祭りの夜、深見洋貴(瑛太)と遠山双葉(満島ひかり)は、洋貴の母・響子(大竹しのぶ)、と弟の耕平(田中圭)の嫁・日垣由佳(村川絵梨)と出くわしてしまう。洋貴は双葉に響子を母だと紹介。しかし、響子の動揺を恐れた洋貴は、双葉が何者かは言わなかった。再び2人になると、洋貴は響子が自分を許していないと双葉に話す。そんな洋貴に、双葉は自分の家族が嫌がらせを受けていると打ち明けた。知り合うまでは洋貴を疑っていたという双葉。洋貴には、嫌な予感が走る。  遠山家は引っ越したのだが、嫌がらせが終わる気配はない。そんな時、バイトの面接帰りに双葉は響子と会い、ボウリングに誘われる。  その頃、洋貴は耕平から、響子がおかしな行動をとっていることを教えられる。  耕平が帰った後、湖でつり客の世話をした洋貴が店に戻ると双葉と響子が来ていた。洋貴は双葉を帰らせると、今度は響子におかしな行動はやめるように言う。しかし、響子はやめるわけないと言い放って出て行ってしまう。  店の近くで佇んでいた双葉は、再び響子と会う。そしてバスを待つベンチで双葉は、響子が抱える、亡き娘への思いを知る事に...。

 

【主要キャスト】

深見洋貴(29)・・・瑛太(被害者の兄)

遠山(三崎)双葉(25)・・・満島ひかり(加害者の妹)

 

雨宮健二(三崎文哉)(29)・・・風間俊介(双葉の兄。)

   (友人・洋貴の妹を殺害。少年院を出た後、改名)

三崎駿輔(54)・・・時任三郎(双葉の父。

   (別姓で生活した方が良いと家族のため書類上、離婚。一緒に暮らしている)

遠山(三崎)隆美(55)・・・風吹ジュン(双葉の母)

遠山(三崎)灯里(15)・・・福田麻由子(双葉の妹。事件直後に生まれた)

 

深見達彦(55)・・・柄本明(洋貴の父。ガンで第1話で死亡)

野本(深見)響子(55)・・・大竹しのぶ(洋貴の母。夫を憎み離婚。

           洋貴の弟・耕平が婿入りした日垣家で同居中)

日垣(深見)耕平(26)・・・田中圭(洋貴の弟)

深見亜季(享年7)・・・信太真妃(洋貴の妹。15年前殺された)

 

その他

佐藤江梨子  村川絵梨  倉科カナ  段田安則  小野武彦  安藤サクラ  ほか

 

公式HP・人物相関図

公式HP・次回予告

 


[CD] 辻井伸行(音楽)/それでも、生きてゆく オリジナル・サウンドトラック

 

 

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最終更新日  2011年07月23日 11時20分44秒
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Re:【それでも、生きてゆく】第3話と視聴率「お母さんだから・・・」(07/22)   のん さん
私もはまってます。視聴率何て人気ある役者使えば取れるだけで中身とリンクしません。どうかフミヤが幸せになりますよう (2011年08月13日 22時06分18秒)

Re[1]:【それでも、生きてゆく】第3話と視聴率「お母さんだから・・・」(07/22)   ショコラ425 さん
のんさん
>私もはまってます。視聴率何て人気ある役者使えば取れるだけで中身とリンクしません。どうかフミヤが幸せになりますよう
-----
視聴率、確かに中身のよさと比例するとは限りませんね。

ただ、人気のある役者を出すと、第1話は高視聴率が取れますが、中身が悪いと、段々、下がってきてしまいます。
前クールの香取慎吾ちゃんと黒木メイサさんの『幸せになろうよ』がいい例です。
初回16.4%でしたが、その後、ずっと悪くて、平均11.81%でした。

中身のいいドラマは、有名役者がいなくても、前クールの『マルモのおきて』のように、ブームを作り出して、視聴率が後半、上がってきます。
これは、初回11.6%でしたが、最終回23.9%でした。
と言っても、私はこのドラマ、見てなかったんですが(汗)

それとは別に、視聴率がイマイチでも『Q10』(平均11.06%)のように一部の人から強い支持を受けるドラマもあります。
私も『Q10』が好きでした♪
そういうマニアなファンが沢山つくドラマも、いいドラマだと思います。
『それでも、生きてゆく』は、視聴率イマイチですが、結構、嵌まっているマニアなファンも多いと思います。
後者のようなマニア向けのいいドラマであると思います♪(^^)

ラストは皆、幸せになって欲しいものです♪(^^)
(2011年08月15日 11時35分18秒)


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