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2011年12月25日
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カテゴリ:’11秋ドラマ

「さよならベムベラベロ...人間になれるのか!? 最後の大決闘!!」

最終回の視聴率は、前回の13.2%より上がり、14.5%でした♪

裏に、フィギュア(女子22.7%、男子19.6%)等があったのに、上がって良かったです♪

最後の語り、ない方が良かったではないでしょうか?

それまで哲学的に綺麗にまとめていたのに、低俗になってしまったような気がしました(汗)

結局、ベム達は、人間をずっと守っていくために、人間にならずに妖怪人間のままでいる道を選びました。(予想通りでした♪)

彼らも死ぬ方法があるそうです。それを名前のない男が教えて・・・

最後に、その方法で、杖を名前のない男に刺して殺しました。

彼は、人間になれないのなら死にたいと思っていて、ようやく死ねて幸せだと言いました。

彼らのいた研究所が燃えて、夏目が呼んでも、ベム達は炎の中にいたままでしたが・・・

死ぬはずはないですよね。

最後に、撃たれそうになった夏目を守ってくれました。

姿がなく、いつも傍にいて守ってくれるとのことなので、まるで神様になったみたいでした。

悪の心がなくて、正義の人だから、これまでも神様みたいでした♪

これなら続編もできるし、「語り」以外は、綺麗な終わり方だったと思います♪

 

夏目家の家族と緒方家とベム達が、一緒にコンサートに行きました。

生まれて初めて行ったコンサート、ベム達はとても嬉しそうでした♪

でも、銀行強盗犯達が逃げて来て、発砲し、コンサートどころではなくなってしまいました。

主犯格の男、長谷川は、「普通に働いても、貧乏人は貧乏人。生まれたときから決まっている」とやけになり、このお金で人生が変わると・・・

ベムが犯人と格闘し、口の横から緑の血が出てしまいました。

犯人だけでなく、会場にいた人達も驚き、悲鳴を上げました。

長谷川「おまえ、何なんだよ」

ベラ「ほんと、何なんだろうね」と前に出る。

ベロ「おいら達も知りたいんだ」と前に出て、3人並ぶ。

ベム「確かに、誰もが自分が生まれ落ちる場所を選ぶ事はできない」

ベラ「そもそも、この世の中は誰もが望むような綺麗な世界じゃないのさ」

ベロ「おいらも時々、悲しくなる」

ベム「生きていくのが苦しくなる事もあるだろう。

 そんな時、人間は悪の心を持ってしまう。

 だが、それにあらがい、必死に生きていこうとできるのが人間だ。

 投げ出さないでくれないか? 人間である事を」

 

誰かが逃げようとして、犯人が発砲。

ベムが守ろうとして、変身しそうになる。

夏目「ダメです、ベムさん。 ダメです!」

ベム「助けを必要としている人を見過ごす事はできません。

 そんな事をしたら俺達は・・・ただの妖怪になってしまう」

3人、変身し、犯人達が人々に銃を乱射するのを体で防ぎ、守る。

そのうちに弾切れとなり、戦う。

会場の人達、驚いて、逃げて行き、犯人達と夏目家と緒方家の人だけ残る。

夏目家と緒方家の人達が残って、良かったです♪

ベム達は元の体に戻りました。

やっつけた犯人の涙をベロの腕につけましたが、肌は変わりません。

彼らは、ドロドロを名前のない男に入れられていませんでした。

ベム「行こう」と、3人は去ろうとしました。

夏目「待って下さい。

 ベムさん達は皆を助けただけじゃないですか。

 それは俺が証明します」

ベム「いつまでも傍にいますから」

そう言い残して、3人は去りました。

夏目は、追いかけました。

研究所で、名前のない男にベム達は会いました。

名前のない男を「名無し」とします。

名無し「答えは出ましたか?」

ベム「ああ」

ベラ「人間ってのは、弱っちいもんでさ。

 ちょっとした事で、すぐ悪が芽生えちまう」

ベロ「それでも、そうならないように、一生懸命、ふんばってるんだ」

ベム「俺達は人間になりたい。 だが、人間にはならない」

ベラ「人間が悪の心に負けちまった時、誰かが止めてやらなきゃならないだろ?」

ベロ「おいら達が人間になったら、年をとって死んじゃうもん。

 ず~っと人間、守れなくなっちゃう」

名無し「やはり我々は未完成だ。

 お互い、持ち合わせない感情は、理解し合えないようですね。

 私は人間の悪を解放し続ける。

 あなた方が人間を助けようとするのをやめられないようにね」

ベム「おまえは俺達が止める」と杖で殴りかかる。

名無し「いいのですか?

 私が消滅すれば、あなた方は未来永劫、人間になれないのですよ」

ベラ「ああ、それがあたしらなのさ」

ベロ「おいら達は、妖怪人間だもん」

ベム「俺達はそうやって生きる」

ベム、杖を名無しに突き刺しました。

名無しが教えてくれた死ぬ方法です。

杖に緑のドロドロが吸い取られていき・・・

近くに落ちた油に火が引火。

室内のあちこちが燃え上がりました。

ベム「こうするしかないんだ。悲しむ人間を増やさないために」と涙。

夏目が来るが、火の海で近づけません。

名無し「同情しますよ。あなた方を待ち構えている未来を思うと。

 私は幸せだ。ようやく死ねる」

名無しが死に、博士の遺体が残りました。

ベムだけでなく、ベラとベロも涙。

ベロ「ごめんね、お父さん。

 おいら達、人間になれなくて」

燃える火が益々、広がっていく。

夏目「ベムさん」と叫ぶが、3人は火の中で動かない。

夏目「ベムさん!」

夏目、近づけなくて・・・

それにしても、「ベムさん」だけでなく、ベラとベロも呼んで欲しかったです(^^;)

 

焼け跡で、夏目はゴーグルと髪飾りと帽子を見つけ、ベム達が住んでいた廃船に持って行きました。

夏目家には、ベム達と一緒に写した写真が飾ってありました。

緒方家には、逃げていたサル、永太郎が帰ってきました。

ベム達が手伝って作った永太郎ハウス、居心地がいいようでした♪

ベム達が去った後も、皆の心に残っているようで良かったですが、切なかったです。

 

今回もそうですが、このドラマ、だんだん、哲学的になってきたような気がします。

「Q10」が好きだった人は、このドラマも好きでしょう♪

ただ、一般受けは難しいかも?(^^;)

そのためか、後半、視聴率が低迷してしまいました。

私は、哲学的なのは好きなので、最後まで面白かったです♪

夏目「なりたい自分、追いかけてみます」

名無し「なりたい自分を諦めるのですか?

 人は心に思うものになるのです」

ベム「人は暗闇の中で、不安を感じ、笑うこともできなくなってしまう。

 だから、誰かが僅かでも光を灯さないといけないのかもしれないな」

これらのセリフも良かったです♪

 

私は悪もある人間なので、名前のない男が言った人間になる方法、信じられませんでした(汗)

人間は善と悪と両方あるので、悪である自分を取り込めば人間になれるなんて(汗)

でも、善だけのベム達は人を疑わず、この方法に疑問を持ちませんでした(^^;)

ただ、悪が自分に入るのは嫌とか、本当に人間になっていいのかという事で迷いました。

ベム達が今日も私達人間を守ってくれています♪(^^)

 

【最終回粗筋】 (Yahooテレビより)

悪を取り込むことで、人間になれる。
真実を前に、愕然とするベム(亀梨和也)、ベラ(杏)、ベロ(鈴木 福)。
名前の無い男(柄本明)は「さあ、早く悪を取り込みなさい」とベム達に向けて、アメーバを放出させるが、3人は躊躇してしまう。
男は「求めれば、いつでも現れますよ」と言い残して去っていった。
悪を体に取り入れて人間になるか、拒否して一生、今のままで暮らすか....3人は考え混む。
ベラは「アタシは人間にならない」と言い出した。悪を入れて醜い心をさらすくらいなら、醜い見てくれのままでもかまわない....。だが本当にそれでいいのだろうか?
すべてを見ていた夏目章規(北村一輝)は、ベム達に「俺は皆さんに、人間になってもらいたい」と呟く。
翌日、夏目の家に招かれたベム達は、夏目と奈穂子(堀ちえみ)、優以(杉咲花)と一緒に家族写真に収まる。緊張し、ぎこちなく写真に写る3人。それはベム達が撮られた初めての写真だった。
その席で優以は夏目にコンサートのチケットをプレゼントする。
ピアノが好きだった兄・誠が生きていた頃、夏目家と緒方家が毎年行っていたコンサートだった。優以は兄の死後、父と母がピアノを避けていることを気にしていたのだ。
優似は二人に「無理をせず苦しかったら苦しいと言って欲しい」と打ち明ける。
優以の思いを受け止めた夏目は、再び緒方家とそしてベラ家と一緒にコンサートに行くことを決意する。
そんなとき、ベム達の前に再び名前の無い男が現れる。
彼は形の無い自分の存在に苦しみ、ベム達に取り込まれることで楽になりたいと願っていた。
そしてベムは男から、歳を取ることも死ぬこともないと思っていた自分達にも死ぬ方法があると聞かされる。その方法とは、ステッキに自分を吸い取らせること。
ベムたちに拒絶された男は、死を選ぼうとするが、夏目がそれを押しとどめる。
「お前がいないと、ベムさん達は人間になれなくなってしまう」
それを聞き、男は無言で去っていった。
そしてコンサート当日。緒方一家と夏目一家と共に、ベム達は会場に赴く。
生まれて初めて華やかな場に、戸惑いつつも嬉しそうな3人。
夏目は「人間になれば、もっといろんなことが体験できる」と彼らに言う。
が、そのとき。ロビーに銃を持った男たちが乱入してきた!
主犯格の長谷川智樹(貴山侑哉)は現金強奪を企てたものの警察に包囲され、ベムたちを人質に立てこもろうとしていた。
「普通に働いても、貧乏人は貧乏人。生まれたときから決まっている」とやけになり、犯行に及んだという長谷川。ベム達は怒りに耐えられず、犯人達の前に出て行こうとする。
だがそんな3人を夏目が押しとどめた。果たしてベム達は大切な人達を救えるのか?
そして3人は人間になることができるのか?

 

【視聴率推移】 (視聴率は関東地区)

[第1話]18.9% [第2話]17.1% [第3話]15.8% [第4話]16.7% [第5話]16.2%

[第6話]14.3% [第7話]14.9% [第8話]13.9% [第9話]13.2% [最終話]14.5%

[平均視聴率]15.61%

第8話以前は、第9話から飛んで下さい。 全話、レビューあります。

 

 

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最終更新日  2011年12月26日 19時45分42秒
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