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カテゴリ:’12ドラマ
第2回の視聴率は、前回の17.3%より上がって、17.8%でした。 上がって良かったです♪(^^) 関西地区では、初回18.8%から第2回は17.2%と下がってしまったそうです。 兵庫県知事の「画面(映像)が汚い」発言が影響したでしょうか?(^^;)
早くも白河法皇(伊東四朗)が崩御してしまいました。 もう少し出るかと思ったのに、残念です。 平太は、子役の前田旺志郎君から松山ケンイチさんに代わりました。 清盛は1118年生まれで、元服は1129年なので、数えで12歳ですね(^^;) 松ケン、元気一杯、熱演していました♪(^^) しいて言えば、ちょっと力が入りすぎている気もしました(^^;) 大治4年(1129年)1月、平太は元服して「清盛」と名を改めました。
初回、登場しなかった新キャラ、他にも、結構、登場しました。 1123年生まれなので、まだ数えで7歳ですが(^^;) 鱸丸(上川隆也)、ちょっと漁師に似合わない気がしました(^^;) 岡田将生君の語り、前回は違和感を感じましたが、結構、馴れてきました♪(^^)
今回、私が一番好きだったのは、穴に落ちて、清盛に助けを求めた高階通憲(後に信西)(阿部サダヲ)です。 「誰なんだ、俺は!」と清盛が真剣に悩んでいたのに、見事にお笑いに変えてくれました♪(笑) そのシーンです。
平太、馬で走って来て、落馬する。 地面で仰向けに寝たまま・・・ 平太「くそ~! 誰なんだ、俺は! 誰なんだ~!」 声「誰でもよ~い! 誰でもよいゆえ、助けてくれ!」 平太、驚いて立ち上がり、梯子を上って行く。 中に、男がいて、この時は名前は分かりませんでしたが、高階通憲(たかしなのみちざね)(阿部サダヲ)でした。 通憲「よう通りかかった。ささ、早う出してくれ」 平太は手を貸して、出してあげました。 通憲「助かった。礼を申すぞ」 平太「偉そうに・・・」 通憲「この穴は、今の世を表わしておる」 平太「いや、これは、俺が作った落とし穴で・・・」 通憲「この地へ都を遷してより三百余年、平らかかつ、安らかなる世が続くと思いきや、 いつの間にやら、かように穴ぼこだらけ、隙だらけになっておる。 更に見よ。 あの月を覆う煙を。 輝く月をどす黒く染める煙。あれもまた、闇の続く今の世を表わしていると言えよう」
その煙は御所で漁網が焼かれているのであろうとの事でした。 単なるお笑いでなく、この世の乱れを憂い、白河院の出した殺生禁断令の事に繋げ、嘆いていました。 私は阿部サダヲさん、苦手なんですが、この通憲というキャラは、貴族ですが、理知的で、いい人で、面白いと思いました。 彼は、「白河の院は、泰平の世が生んだ怪物よ」と言いました。 怪物というのは、“現世のもののけ”とのこと。 この会話が清盛にも影響しました。 語りで、殺生禁断令の説明がありました。 「白河院が晩年に出した殺生禁断令は、御仏の教えに従ったもので、狩りや漁をも禁じて魚を捕る網は京に送らせ、御所の門前で焼かせたという」
平太が元服して清盛となった後、仲良しだった鱸丸(上川隆也)の父、滝次が連れて行かれてしまいました。 漁師なのに漁ができず、皆が飢えていたので、漁に出てしまい、捕まってしまったのでした。 清盛はそれを聞いて、白河院に滝次を放免して欲しいと直訴に行きました。 白河院は断り、清盛の出生の秘密を話しました。 自分が舞子を殺した事までちゃんと言って、ある意味、正直で良かったと思いました(^^;) 嘘をつきませんでしたから。 もののけだと言われて、そちにもこのもののけの血が流れていると言い、笑いました。
そのシーンです。 白河院は清盛に誰の腹から生まれたのか聞きました。 清盛は、知らないと答えました。 白河「そちの母は白拍子じゃ。 いやしき、遊び女じゃ」 清盛「おやめくださいませ」 白河「その女・・・」 清盛「聞きとうございません!」 白河「陰陽師が申すに王家に災いをなす者を腹に宿しておった。 それゆえ、腹の子を流すよう命じた。 だが、従わず逃げおったゆえ、わしが殺した。 そちの座っておるその場所でな。 その腹よりいでた赤子のそちの目の前での」 清盛「・・・」と地面を見て、土を手で握り締め、泣く。 清盛「何故・・・ならば何故、私は生きておるのですか? 王家に災いをもたらす者と言われ、母を殺されてなお・・・ 何故、私は・・・生きておるのですか?」 白河「それはのう。 そちにもこの“もののけ”の血が流れておるからじゃ。 分かったか、清盛!」 清盛「・・・」 白河院、笑う。
ここの親子の対面、迫力がありました♪ 白河院、人が苦しむ姿を見るのが好きみたいですね(^^;) 白河院が父という事は、前回、既に忠盛から聞いていたので、ショックはなかったでしょうけれど、母の事はショックだったでしょう。
それから清盛は、忠盛から舞を習いました。 そして、同年3月、石清水八幡宮の臨時祭で、白河院と沢山の貴族達の前で、清盛は舞を奉納しました。 剣舞で、白河院の近くまで行って斬り付けるような大胆な舞でした。 でも、白河院は全然、怖がりませんでした。
白河「なかなか面白き舞であった。 まことに武士の子らしゅうての」
武士の子らしいと言ったのが、印象的でした。 白河院は祇園女御と共に去りました。
清盛の元に忠盛が来ました。 清盛「俺は父上のようにはならぬ。 王家の犬にも平氏の犬にもならぬ。 されど、俺は生きる。 のら犬の声がこの面白うもない世を変えるまで。 面白う・・・生きてやる」 忠盛「さようか。好きにせよ」
「王家の犬にも平氏の犬にもならない」というのは、最初の方でも言いましたが、 この舞の後は、意味がきっともっと深くなったのでしょう。
語り「これより4ヶ月後の大冶4年7月7日、白河院、崩御。 白河院を頂く事により、良くも悪くも保たれていた均衡が崩れ、世は乱世へとなだれ込んでいく事になる」
清盛紀行では、「多くの貴族を前にして、舞を奉納したこの頃から、清盛は目ざましい出世を果たしていくのです」とのことでした。 でも、清盛は、大治4年(1129年)1月に元服してすぐ、1月6日に従五位下に叙任、1月24日に左兵衛佐に任官されました。通常、武士の任官は三等官の尉から始まり、二等官の佐に任じられるのは極めて異例だったとのこと。(Wikiより) 舞は3月。その前の元服時から異例の出世だったのでしょう。 だからこそ、白河院と血が繋がっているという説があるのかも?
次回は、「源平の御曹司」。 武者丸(義朝)と清盛の対決、楽しみです♪(^^)
【第2回粗筋】 (Yahooテレビより) 若者になった平太(松山ケンイチ)は二人の父を持つという数奇なさだめのもと、何者でもない自分にいらだち賭場をうろつき、いつしか「無頼の高平太」と呼ばれるようになっていた。そんな折、白河法皇(伊東四朗)が出した殺生禁断令により兄弟のように慕う鱸丸(上川隆也)の父・滝次が捕らえられてしまう。元服して名を改めた清盛(旧:平太)は滝次救出のため御所を訪れ、ついに実の父にして最高権力者の白河と対面することに。
【視聴率推移とレビューリンク】 (視聴率は関東地区) [第1回]17.3% [第2回]17.8%
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