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カテゴリ:’12ドラマ
「硝子のハンマー後編」 素晴らしい終わり方でした♪ やはり榎本さん、原作通り、泥棒だったみたいですね(^^;) オープニングは、初めて青砥と芹沢の2人だけ。 ラストは、空港での榎本さんのほくそ笑みでした♪(^^) 最終回の視聴率は、前回の13.8%より大幅に上がって、17.5%でした♪ 初回に次ぐ高視聴率です♪ 平均視聴率は16.0%で、この春の連続ドラマの中では1位です♪(^^) 2位は「ATARU」で、平均15.6%でした。
榎本さん、警察に連行されてしまいましたが、すぐに開放されました。 久永さんが犯人じゃないのに、眠っている間に殺してしまったかもしれないと犯行を認めてしまったからでした。 青砥は心配して、なんとか疑いを晴らそうとしました。 久永に面会に行き、喋っている事と、紙に書いて見せている事と違って、さすがでした♪ 社長の横領について、久永に聞いたのでした。 社長は6億円程、会社のお金を横領し、貴金属に変えて社長室で保管していました。 それを誰かが盗もうとして、社長を殺したのかもしれない。 芹沢さんの社長が眠っているカウチごと持ち上げて社長を落とすという推理、いい線いってたと思います。 でも、奥行きが70センチ以上だと持ち上げらないそうです。 残念でした(^^;)
榎本さん、最新鋭の厳重な警備の美術館や宝石商でおきた窃盗事件の現場に、終業間際に訪れて監視カメラに映っていたそうです。 でも、他には何の痕跡もなく、指紋も検出されなかったとの事。 それにしても、鴻野刑事、捜査一課だから殺人事件担当の筈なのに、どうして窃盗事件の情報を持っていたのでしょう? 窓拭きの佐藤 学(本名:椎名 章)(玉木宏)が盗んだ6億円相当のダイヤのうち、1億円相当がホワイトジルコン、つまり偽物だったそうです。 榎本さん、最後に、海外に高飛びするという感じで、空港からの公衆電話が切れて、榎本さんのほくそ笑みで終わりました。 きっと榎本さんが摩り替えたのでしょうね(^^;) これまでも宝石商の盗みをした事があるのなら、ホワイトジルコンに摩り替えるのも容易でしょう♪ 証拠もきっと残さなかったでしょうね♪ どこの国へ行くのでしょうか? 東南アジアなら1億円あれば、一生、優雅に暮らせるかも?(^^)
社長を殺害したのも、窓拭きの佐藤でした。 でも、佐藤というのは偽名で、本名は、椎名 章(しいな あきら)でした。 ここからは椎名と呼びます。
穎原昭造社長は6億円程、横領した金でダイヤを買って、自宅に隠していました。 でも、5年前、愛人に窃盗されたので、会社の社長室に移しました。 社長室には介護ロボット、ルピナスVがあります。 ダイヤの隠し場所は、キャビネットの裏の隠し場所で、キャビネットを持ち上げるために、ロボットを使っていました。 ある日、社長がダイヤを机の上に置いていたのを窓拭きをしていた椎名が目撃。 見られた社長は、窓ガラスを強化しようと考え、狙撃の狂言をしました。
椎名は社長に復讐しようとしていて、合鍵を作って社長室の中に盗聴器を設置。 社長室の会話を会話を聞いて、情報を集めていました。 それでダイヤの隠し場所や社長がコーヒーに砂糖とミルクを入れたり、一人だけ違う豆を使っている事など知りました。 そして、窓が強化されてしまう事も知ったので、その工事の前の夜に、ダイヤを盗み、社長を殺す準備もしました。 砂糖に睡眠薬を仕込んだそうです。 そして、 事件当日、睡眠薬で眠った社長がカウチで眠っているのをカウチごと、ロボットで頭を窓に押し付けました。 ロボット、まだ開発途中なので、市販のラジコンのコントローラで動くそうです。 椎名は自分でコントローラを用意し、窓の外から操作しました。 これ、強く押し付ければ、それだけで死にそうですが(^^;) ビリヤードのデッド・コンボの要領で、窓の外からボーリングの玉で頭を撃ち、殺したのでした。 こんな方法で殺したとは驚きました(^^)
社長は即死ではなく、ダイヤが心配でキャビネットの方に向かって這って行きました。 椎名は、時間がなかったので、使ったボーリングの玉を屋上の給水タンクの中に投げ入れました。 そして、盗んだダイヤをアパートの玄関脇の古い洗濯機の内槽と外槽の間に押し込め、洗濯物を入れ、水を貯めてカモフラージュ。 それをきっと榎本さんが一部、摩り替えたのでしょう。 椎名は盗みが一番の目的ではなく、復讐が一番の目的だったので、翌日、殺しました。
椎名が高校生の時、父親の会社が傾き、共同経営者だった穎原昭造(ベイリーフ社長)が会社のお金を持ち逃げして、会社は倒産。 椎名の両親は、多額の負債を苦に、彼を残して、心中自殺しました。 その後、椎名は闇金業者にしつこくつきまとわれ、取り立て屋の男をナイフで刺してしまいました。 ヤ○ザに追われる身になった椎名は、仕方なく、引きこもりだった同級生の佐藤になりすましました。 そして、清掃業の仕事をしている時、憎い穎原昭造に再会してしまいました。 それから復讐を企て、入念に準備してきました。 復讐の準備の過程で、ダイヤを発見したようです。 椎名「どうせ殺すなら、ついでにあのダイヤも貰っておこうと思ったんだ。 そうすれば世界が変わる。 新しい人生を始める事ができる。 ダイヤを手にすれば、ガラスの向こう側へ行ける。 高級なスーツを着て、磨きぬかれた革靴を履いて、 金がなければ手の届かないようないい女を口説く事だってできる。 君になら分かるだろう、俺の気持ちが」 榎本「それでガラスは越えられたんですか? 復讐を果たし、ダイヤを手に入れて、あなたは解放されたんですか? 僕にはそうは見えません」 椎名「君には、どう見える?」 榎本「前後左右、それから上下までガラスに囲まれているように見えます。 僕はガラスの箱に閉じ込められるのはごめんです。 たとえ、向こう側に行けないとしても・・・ 自由でいたいんです」 椎名「・・・」
それで、椎名は自首しました。 青砥は榎本から連絡が来なかったので、電話しましたが、電話が繋がらなくて・・・ いつもの倉庫に行きましたが、そこの荷物もなくなっていて・・・ 3日目にようやく、榎本から電話が来たと思ったら、別れの挨拶でした。 まさか、榎本さんが海外に逃げる形で終わるとは思わなかったので、びっくりでした。 でも、完全犯罪みたいで、素敵ですね♪(^^) 最後だけ、2話続きで2時間半で、ちょっとダラダラ感がありましたが、それ以外は全部1話完結で、テンポがよく、キャラも面白く、良かったです♪ 特に、ドラマ・オリジナルキャラの芹沢さん、面白くて、大好きでした♪ 榎本さんと青砥さんの恋愛未満の関係も良かったです♪(^^) 榎本さん、早口言葉みたいセリフが多くて、覚えるの大変だったでしょう(汗) 海外ロケのスペシャルとかで、続編を見たいです♪(^^)
【最終回粗筋】 榎本径(大野智)が不在の中、青砥純子(戸田恵梨香)と芹沢豪(佐藤浩市)は事件の検証を行う。そして、榎本は犯人ではない、と純子が断言したとき、榎本が釈放されたと連絡が入る。専務の久永(中丸新将)が犯行を自認したからだ。拘置所で純子と接見した久永は、睡眠中の無意識のうちに社長を殺害したのかもしれない、と弱気になっていた。 その後、榎本は、副社長の穎原(えばら)雅樹(鈴木一真)らに、社長が狙撃事件を自作自演したのは、社長室に隠した何かを守るため、窓を防弾ガラスに交換させたかったからだろう、と話す。 榎本は、自分のことを通報した犯人が自分と社長との因縁を知ったのは、社長室での純子との会話を盗聴していたからだと推測。そんなことが可能な人物は誰か、考えを巡らせた榎本は、第一発見者の窓拭きのスタッフ・佐藤学(玉木宏)に会いたいと雅樹に申し出た。 やがて榎本と純子の前に佐藤がやってくる。純子は佐藤に、社長が倒れていた場所を尋ねた。佐藤がキャビネットの方を指すと、榎本は窓の外からだとそこは見えないはずだと指摘。佐藤は「ゴンドラが上がったときに見えた」と証言した。 そんなとき芹沢からの電話で純子が退室。榎本と2人きりになった佐藤は、社長室にいる違和感を口にした。自分はガラス越しに眺めることしかできない存在だ、と話す佐藤。そして、あなたも自分と同じ側の人間だろう、と榎本の様子をうかがい・・・。
【視聴率推移と感想レビューリンク】 (視聴率は関東地区) [第1話]18.3% [第2話]16.5% [第3話]14.4% [第4話]15.5% [第5話]15.6% [第6話]15.4% [第7話]16.1% [第8話]15.4% [第9話]16.0% [第10話]13.8% [第11話]17.5% [平均視聴率]16.0% (全話レビューあります。第2~9話は第10話から飛んで下さい)
【原作】 貴志祐介 『硝子のハンマー』
【主要キャスト】 榎本 径(大野智)(30)東京総合セキュリティ勤務。鍵オタク 芹沢 豪(佐藤浩市)(50)フリードマン・芹沢総合法律事務所 弁護士 青砥純子(戸田恵梨香)(26)芹沢のアシスタント。同法律事務所 弁護士 水城里奈(能年玲奈)同法律事務所 秘書 <最終回> 佐藤 学(玉木宏)渋谷ビルメンテナンス清掃員 穎原雅樹(鈴木一真)介護サービス会社ベイリーフ副社長 久永篤二(中丸新将)ベイリーフ専務 穎原昭造(佐々木勝彦)ベイリーフ社長 岩切新一(菅原大吉)ベイリーフ介護ロボット開発課長 鴻野光男(宇梶剛士)警視庁捜査一課刑事
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