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カテゴリ:’12ドラマ
「絶望の果てに見た光...2人の最後の答え」 最終回の視聴率は、前回の7.8%より上がって、8.6%でした。 全話の平均視聴率は、9.8%でした。 惜しくも10%に届かず、残念でした。 無戸籍者を扱ったドラマは、珍しくて良かったです。 戸籍の取り方のHOW TOドラマのようでした。 ただ、暗くて、展開が遅く、隠していた人物関係などの初期設定をもったいぶって出す事が多く、脱落しかけてしまいました(汗) でも、最終回は良かったです♪ 最終回は、いろいろな問題が一気に解決して、明るいハッピーエンドでした♪ 戸籍も取れ、怖かった鮎川も死んで、夢が叶ってフランス留学もでき、樹山は、記者に復帰しました。 最初からこのスピードだったら、もっと楽しめたんですが(^^;) このドラマは、駄目な母親と法律の不備のせいで戸籍がなかった少女が、苦労して戸籍を得て、夢を叶えるまでの物語でした。
私は最初、Wikiの人物表で鮎川が玲の本当の父親と知っていたので、まさか、最終回直前までそれを引っ張るとは思いませんでした(汗) 葉子にとっては鮎川は怖いDV男のようですが、回想シーンでもDVシーンは玲が生まれるきっかけとなったレイ○だけでした。 却って、葉子が玲の戸籍取得に協力せず、嫌な母親に見えました(汗) 鮎川が谷崎家に来て土下座して謝り、自分の娘だと言った時、葉子は包丁を出して切りつけようとし、鮎川より葉子の方が異常に見えました。 その事件とフリーペーパーに記事が載って辛い思いをしたのも、葉子が包丁で刺してしまったからで・・・ それらの積み重ねで、私は鮎川より葉子の方が苦手です(^^;) 鮎川は末期ガンで、もう凶暴性はなく、過去を反省しているようでした。 玲は鮎川と面識があったのに、母が恐れていたDV前夫だと知った途端に、とても憎む人に替わり・・・ 今回、鮎川が実父だと分かってすごく落ち込み、危篤状態なのに酷い言葉。 でも、鮎川は酷い言葉を浴びせられても、会いに来て貰えて嬉しかったかもしれません。
最初に戻ります。 鮎川とのDNA鑑定の結果は、「99.9872%の確立で父親と判定できる」との事でした。 玲はこの結果にショックを受けて、家を飛び出しました。 丁度、その頃、ガンで危篤状態になっていた鮎川がうわ言で、玲の名前を呼ぶので、樹山は玲を呼びに来ました。 樹山と会った玲は一緒に、病院に行きました。 鮎川は玲に林檎のガラス細工の根付を渡そうとしましたが・・・ 玲は受け取らず、「あなたなんて父親じゃない。一人で死んで」などと言い、去りました。 もう2度と鮎川と会わないと、樹山にも言いました。 この時は、鮎川、持ち直しました。
祖母の香緒里に、葉子は、啓介さんはどう思うだろうと聞きました。DNA鑑定の結果について。 啓介は葉子が玲を生む前、悩んでいたのを見て、薄々気づいていたようだと、香緒里は言いました。その上で、自分の娘として、育ててきたと。 私にとっても玲は孫だと。 祖母も変わらなくて、良かったです♪
葉子は玲を抱きしめて、鮎川に感謝していると言いました。 もしも、もう一度、人生をやり直してもまた同じように、鮎川の元へ行くと・・・ 玲と出会えるのなら、どんな屈辱もまた受けると・・・
それなら、危篤の時、お見舞いに行ってあげれば良かったのに(^^;) きっとこの言葉は、玲のためだけだったのでしょう(汗)
その後、念願の戸籍が取れました。「鮎川玲」のです。 鮎川が再び危篤になり、玲は再び会いに行きました。 危篤状態で、酸素吸入器をつけていたのに、玲が来たら、医師は酸素吸入器を外しました(汗) 外しちゃって、このせいで死が早まったのでは?(^^;)
玲は意識のなさそうな鮎川に話しました。 「私はあなたと血が繋がっていました。 でも、私の父親ではありません。私の父親は谷崎啓介だけです」 玲、鞄から戸籍謄本を出して見せ、 「だけど、戸籍上、今日一日は鮎川玲です。 明日には申請をして、谷崎玲になります。 でも、私の始まりはあなたです。 たとえ、谷崎玲として生きたとしても、それを消す事はできません。 憎くて憎くて、あなたを許せなくても、私の始まりはあなたです。 だから、忘れません。私が私である事を感謝しているから。 だから、私はあなたを・・・一生、忘れません」
鮎川、目を少し開き、何か言いかけて・・・心停止してしまいました。 玲は鮎川の手から林檎の根付を取りました。 形見に貰うのでしょうか? 以前、彼が玲に渡そうとした時は受け取らなかったのに、憎しみは消えた?(^^;)
すぐに、家庭裁判所への申し立てをして、鮎川玲から谷崎玲になりました。
パティスリー・シャルロットでは、店長の衣里が玲に、社員への手続きをするから住民票記載事項証明書を貰ってくるよう言いました。そして、パスポートも。 フランス留学のこの店からの代表に選ばれていたさつきが辞退したので、代わりに推薦してくれるそうです。 玲は驚いて、さつきの所へ行き、なぜ辞退したのか聞きました。 さつき「元々、決め方がおかしかったのよ。 誰かが行けなくなったから、私が選ばれるなんて、私のプライドが許さないわ」 玲「さつきさん・・・」 さつき「別に、あなたに譲ったつもりはない。 今よりもっと実力をつけて、ちゃんとした形でフランスへ行きたいの。 勝負はこれからよ」 衣里「ということで、うちの店からは谷崎玲がエントリーします」 皆、拍手して祝福してくれました♪
良かったですね♪ さつきさん、最初はいじわるしましたが、ライバルとして対等に見てくれてて、無戸籍が分かった時もそれは変わらず、味方になってくれて、本当にいい人でした♪ でも、玲はもうすぐ誕生日が来て、ようやく19歳で、さつきさんは24歳。 年齢を考えると、譲らず、折角のチャンスにフランスに行った方が良かったのでは?(^^;)
樹山は、同居していた亜沙美に署名した婚姻届を渡して、入籍しようとしました。 亜沙美は少し迷いましたが、玲と樹山が区役所の前で話している時、婚姻届を持ってきて、「私達、結婚するの」と玲に言いました。 でも、玲は、なんかヘンだと・・・ 樹山さんが全然嬉しそうじゃない。 樹山はいろいろ玲に説明しましたが、亜沙美を愛しているという言葉はありませんでした。 贖罪のためだというのがありありとしていて・・・ さすがに、亜沙美も反省したようです。
亜沙美「私達、しばらく距離をおかない? 私はあなたを縛ってきた。でも、これからもそれでいいのかなって。 それに、私もあなたの事を幸せにしたいと思った。 私、弱いから、誰かを幸せにするには、自分が強くないといけないでしょ? 婚姻届、これ、いつか会う日まで私が預かっておくね」 樹山「ああ」
ようやく、あの怖い奥さんから開放され、あの親子と別居する事になりました。 でも、婚姻届、破らず、亜沙美が持っているのはちょっと不安です(汗) いつか勝手に出されてしまう不安も?(^^;) 樹山さんは、区役所もやめ、記者に復帰したみたいでした。 最後に、オフィスでPCで記事を書いていました。 その記事は、3年前、亜沙美の夫が自殺した事件の事のようでした。 字数制限の都合で、樹山の書きかけの記事は、別途、書きます(こちらです) 事件の真相が分かります。
そして、玲の最後の語り 「あなたが生まれて、この世に存在する事。それだけで可能性や未来がどこまでも広がっている。だからこそ、もっと欲張っていい。もっとやりたい事をやればいい。 そして、いつまでも未来を向いて」 パスポートも取得できて、フランスへ留学するという夢も叶って良かったです♪
このドラマ、暗くてイマイチでしたが、無戸籍問題を真正面から取り上げて、社会に問題を投げかけたのは、良かったです。 ・戸籍がある事の重要性。 ・戸籍を取るにはどうしたらいいか。 ・離婚後300日問題等の法律の穴がある事。 これをきっかけに法律の不備をなくしていくよう、皆の声が高まるといいと思います(^^)
【最終回粗筋】 玲(武井咲)は、失意のどん底にいた。DNA鑑定の結果が出て、99.99%の確率で鮎川(要潤)と親子関係にあると明らかになったのだ。葉子(木村佳乃)、麻央(小芝風花)、香緒里(浅田美代子)の制止を振り切り、1人になるため街をさまよい歩き、気がつけばバイト先の「パティスリー・シャルロット」で、自身の過酷な運命を恨み泣き続けていた。 そこに、樹山(江口洋介)がやって来る。樹山は、先日鮎川が搬送された病院から彼の容体が急変した連絡を受け、病院に寄った後、玲を探していた。自分が鮎川の子供であったことを樹山に打ち明ける玲。冷静さを失った玲を優しく受け止める樹山は、鮎川が危篤で、玲の名を呼んでいることを告げる。 玲と樹山は鮎川の病院へ向かう。看護師に促され、玲は危篤状態にある鮎川の側に。玲に気付いた鮎川は、リンゴのガラス細工を手渡そうとする。しかし、玲は「あなたなんて父親じゃない」と病室を飛び出してしまう。 後日、玲が「パティスリー・シャルロット」に出勤すると、樹山が店の前で待っていた。玲を心配する樹山は鮎川の容体が持ち直したと話す。しかし、玲はもう鮎川のことを忘れたいと話し、DNA鑑定の結果がいまだに整理できていない状況にあった・・・。 一方、亜沙美(霧島れいか)は樹山に、玲を訪ねて謝罪をしたと告白。退院間際に葉子(木村佳乃)からDNA鑑定の結果を知らされた周作(北大路欣也)は、亡妻からの手紙を葉子に見せる。そんな中、玲に草野(中村蒼)から、新潟で自分のルーツを探っているとのメールが届く。そして、とうとう区役所に玲の「戸籍」が届き、受け取りに行った玲は、婚姻届を持参した亜沙美と遭遇する。
【視聴率推移】 (視聴率は関東地区) [第1話]12.1% [第2話]10.2% [第3話]11.0% [第4話]9.3% [第5話]10.1% [第6話]8.1% [第7話]10.6% [第8話]8.2% [第9話]11.0% [第10話]7.8% [第11話]8.6% [平均視聴率]9.8%
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最終更新日
2012年09月23日 08時46分40秒
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