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カテゴリ:’13ドラマ
第3話の視聴率は、前回の11.0%より少し下がって、10.8%でした。 この程度なら下がったというほどではありませんが、続落なので、次回は上げて欲しいものです。 内容は第2話より面白かったっです♪(^^) 離婚したのに、光生(瑛太)と結夏(尾野真千子)は、元の部屋に一緒に住む事になりました。 離婚した事は、まだ両方の家族に内緒です(^^;) 光生は、元カノの上原灯里(真木よう子)とよりを戻したかったので、彼女には離婚した事を言いました♪ そして、諒(綾野剛)が他の女性と付き合っている事をそれとなく言おうとしましたが、嫌われてしまいました(^^;) 学生時代の思い出は、光生にとっては懐かしいですが、 灯里は、昔、死んでほしいと思ったとの事(汗) 今回は、灯里と諒の事が結構、出てきました。 結夏も灯里が光生の元カノだったと知りました。 諒、やはり灯里との婚姻届、出してませんでしたね(^^;) 灯里が知ったら、悲しむでしょう(汗) いろいろ浮気しているのを知っていても灯里が何一つ文句を言わないのは、籍を入れたという安心感と、他の女とは違うという優越感が少しあるからではないでしょうか? その前提が壊れたら・・・
そして、灯里の身の上話と、光生の大縄跳びの話、最後の諒のテトリスの話が印象的でした。 特に、印象的だったのは、灯里が身の上話を話した後、言った言葉。 「誰かにとって生きる力みたいになってるものが、 誰かにとっては便座カバーみたいな物かもしれない」
本当に、生まれも育ちも違うし、価値観も違うので、その通りだと思います。 だからこそ、自分の価値観を他人に押し付けては駄目ですね。 ちょっと長かったですが、そのシーンを書きます。
光生、ぎっくり腰が再発してしまい、諒が家に連れて来てくれました。 丁度、結夏がクリーニング店に来た灯里を家に誘いました。 それで、たまたま4人が一緒になりました。 光生はまた灯里にマッサージをして貰いました。 皆で話している時に、灯里が昔、死んでほしいと思った事のある男がいると諒が話し、灯里は話題をそらしましたが・・・ 光生「その人、何したんですか? 教えて下さい」 それで、遂に、灯里が自分の身の上話をしました。
「私、青森の八戸漁港で生まれたんです。父は漁師をしていました。 私、すごいお父さん子で。父が漁から帰ってくる前の日は、全然、眠れなくて。 誰よりも早く港に行って、父の帰りを待ちました。 大漁旗を掲げて船から降りて来る父に飛びついて、おっきな腕にしがみついてました。 海の匂いのする父が大好きだったんです。 父が死んだのは、私が14歳の時でした。 鮫に襲われたんです。船から落ちて行方不明って聞いて。でも、8時間後に遺体で発見されて。 私、何か、それ以来、いつもぼんやりするようになっちゃって。 学校行ってもつまらないし、家、帰っても、お母さん、イライラしてばかりだし。 で、ある時、学校、さぼって地元のショッピングセンター、ふらふらしてたら、また、お父さんの事、思い出して涙が止まらなくて、一人でトイレに行ってずっと泣いて・・・ そしたら、その時、館内放送で歌が流れてきて、その頃、流行ってた『JUDY AND MARY』の『クラシック』っていう曲で。 私、そのまま、すぐCDショップ行って買って。 もうそれから何千回聞いたか分からない。 私、ボーカルのYUKIちゃんに憧れてて、いつか・・・分からないけど、いつかYUKIちゃんみたいになりたいなって、すごく思って。 で、東京、出てきて、大学行って、こそっと楽器の練習したり、自分なりに歌作ったり。 言ってもね、ホントは気づいてた。自分には才能なんて、全然ないって事。 無理だよね。でもな。無理だよね。でもな。 その繰り返しな感じで。で、結局、恋愛に逃げたりして、男の人と付き合って。 自分の夢とかは恥ずかしくて言えなくて、隠してたんだけど。 何ヶ月か経った頃、思い切って打ち明けてみようと思って、CD、リピートにしてかけておいたんです。 私の夢っていうか、お父さんの事とか、そういうの全部、話してみようと思って。 で、その人、部屋に入ってきて、流れてるYUKIちゃんの曲、聴いて言ったんです。 『何、このくだらない歌。安っぽい花柄の便座カバーみたいな音楽だ』って」 結夏、呆れたように光生を見る。 灯里「私、何も言い返さないで、『コンビニ言ってくる』って言って外に出ました。 本当にコンビニ行って、立ち読みして、帰り道、思ったんです。 『もう夢とか見るのやめよう、私はYUKIちゃんにはなれない。すごく平凡で退屈な人間なんだ。大きな憧れとか、そういうの持っちゃいけないんだ』って。 部屋に帰ったら、その人、テレビで映画見てて、『ジョーズ』って言う映画で。 笑いながら言いました。 『鮫に食われて死ぬのだけは嫌だよね』って。 次の日、私、何も言わないで引っ越しました」 結夏「最低だね」 灯里「違うの。別に、誰が悪いとかじゃないの。 ただ、誰かにとって生きる力みたいになってるものが、 誰かにとっては便座カバーみたいな物かもしれない」 結夏「皆、他人だから?」 灯里「はい。別の場所で生まれて、別の道を歩いて育った他人だから」 諒「帰ろうか」 灯里「うん」
諒と灯里は帰りました。
こういう事は、ありそうですね(^^;) 事情を知っていれば、さずがの光生もここまでは言わなかったかもしれませんが、知らなかったのだから、いつもの光生だったら、平気で言いそうです(^^;) 結夏のように、何でも言い返せるような人でないと、光生の変わった価値観には付き合いきれないでしょう(^^;)
光生は、この件、全然、覚えてないらしく・・・ いじめでもそうですが、大抵、傷つけた方は忘れるんですよね(汗)
光生は、覚えてないけれどと言いながら、灯里の家に謝りに行きました。 でも、中に入れて貰えず、外で話していたら、千尋(小野 ゆり子)が来て、石を投げて、窓ガラスを割り、逃げて行きました(汗) 諒の浮気相手とはいえ、石を投げるなんて、嫌な人ですね。 驚いて、光生は彼女を追い、喫茶店で話しました。 それで、諒が本当は婚姻届を出していない事を彼女から聞きました。 千尋「とりあえず不倫じゃないんで、濱崎さん的にも好きになっていいんですよ」 そう言われましたが・・・ 橋の上で、落ちこんでいたら灯里が来て、石を光生に渡し、光生が投げたと勘違いしているようでした(^^;) 光生「死ねばいいのかな? 死んだら・・・」 灯里は、そういうつもりではなかったと否定し、慰めました。
光生「大縄跳びみたいな。くるくる回ってる。 皆はその中で跳んでて、『入れ』って言う。 入ってみると、縄が僕の足に引っかかって止まってしまうんです。 何をどうしたらいいのか分からない。何をどう・・・ どう言えばいいのか分からない。ちゃんとできないんです。いろんな事が。 ちゃんとできないんです」
ようやく自分の欠点を見つめてくれて、良かったです(^^)
そして、諒は明希と一緒にベッドに寝ていました。 カシオペアの夢を見たとの事。 星座ではなく、夜行列車のカシオペアです。 そして、テトリスに似ていると言いました。
諒「あれに何か似てる。 ほら、ゲームって大抵、宇宙船撃ったり、ゾンビ倒したりするんだよ。 でも、テトリスは何かよく分からないんだ。 次から次へブロックが降ってくるのを何か合わせて。合わせたら消える。 何か今のこの感じに似てるんだ。 何をしてるのか分からない。目的もない。終わりもない。 ただ、何か追い立てられるみたいに、急き立てられるみたいに続いてくんだ」
最後のこの諒のテトリスの話、印象的でした。 意味分かりませんが、雰囲気は分かりました♪ 諒みたいな人なら浮気しても許してしまいそうです(^^;) 諒と灯里を見ていると、光生と結夏がお似合いに見えます♪(^^) それぞれ、別の異性と付き合ってみて、そして、最後は、元の鞘に戻って、再び、結婚してほしいものです♪(^^)
【第3話あらすじ】 (Yahoo TVより) 離婚したのに一緒に住む羽目になった光生(瑛太)と結夏(尾野真千子)。そんな中、灯里(真木よう子)のことが気になる光生は、菜那(芹那)からインターネット上のサービスを通して元恋人とよりを戻すことがよくあると聞く。さっそく光生は菜那と一緒にスマートフォンを買いに行き、サイトに登録。だが、上原灯里という名前では登録がない。さらに結夏の名前で検索してもらうと、誰かとゴルフ練習場にいることが分かる。
【視聴率推移とレビューリンク】 (視聴率は関東地区) [第1話]13.5% [第2話]11.0% [第3話]10.8%
【YouTube】(無料動画) 『JUDY AND MARY』の『クラシック』
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