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カテゴリ:’13ドラマ
「松陰の遺言」 第5回の視聴率は、前回の18.2%より少し下がって、18.1%でした。 18%台をキープしていて、安定してきましたね♪ この調子で、続いて欲しいものです♪(^^)
今回の内容、素晴らしかったです♪(^^) 寅之助(吉田松陰)の死、格好良かったです。 うら、豆や大根などに声をかけ、控え目な人だったのに、夫を命がけで助けようとして、素晴らしい妻でした♪ 男勝りの八重が守ろうとするのは普通ですが、女らしいうらだから、夫への愛の深さを感じました♪ それとも会津の女は、皆、芯が強いのかな?(^^;) ただ、折角、ややこ(子供)ができたのに、流産してしまって、残念でした。 尚之助が横浜に行って買ってきてくれたお土産の傘が応戦するのに役立ち、よくできていました。
覚馬、自分自身が攘夷派に斬りつけられて、うらが流産してしまい、攘夷派を憎みながらも、友の寅之助の死も悼み、複雑な心境がよく表れていました。
「あいつら、まるで狂犬だ。 奴らの言う攘夷とは何だ? 俺を斬って攘夷か? 異国の水兵を斬って攘夷か? 決起を煽り、老中を襲い、人の命さ奪って、それが攘夷か? 見つけ出して、ぶった切ってやる!」 覚馬は自分を襲った奴らを捜しに行こうとしましたが、権八が止めました。
それらを近くで見ていて、兄や義姉を心配する八重も美しく描かれていました♪ 鉄砲や男勝りだけでなく、今回は兄や義姉を思いやり、八重の優しさも段々描かれてきて、微笑ましかったです♪(^^)
「吉田様も兄様にとっては大切なお方です。 あのお方が兄様を斬りつけたやからと同じでしょうか? 吉田様は誰も殺してねえし、誰も傷づげではいねえ。 そんじも、死なねばなんねいのですか? 兄様が辛いと思うんです。 大事なお人が亡くなったのに、悲しむ事もできねえなんて・・・」
寅之助の死の知らせを受けた象山のシーンも落ち葉が舞ってきたりして、紅葉が綺麗でした。 勝は安政7年(1860年)1月、通商条約の批准書を交わす使節団の船に随行する咸臨丸で、メリケン(アメリカ)に出航。 忙しいのに、覚馬に手紙で寅次郎の最後の様子を知らせてくれました。 優しいですね♪ 寅次郎の辞世の句も入っていました。 「身はたとひ 武蔵の野辺に朽ちぬとも 留め置かまし大和魂」
「あの人の最期を伝えておく。 斬首の申し渡しがおりたのは、『留魂録』と名付けた遺書を書き終えた翌朝だったそうだ。 『此度の大事、私一人なりとも死んでみせれば、後に残る者たちが、きっと奮い立つ。 天朝も幕府も藩もいらん。ただ、身一つで立ち上がればよい。立ち上がれ! 至誠にして動かざるものは、いまだこれあらざるなり!』 それからあの人はゆっくりと頭を下げた。 全てを呑み込んで死んでいったそうだよ」
それを読んで、覚馬は八重と尚之助に言いました。 「あの人は、また馬鹿正直に、お白洲で訴えたんだ。 ご公儀のやり方は間違ってる。このままじゃ、いけねえと。 そのための命がけだ。精一杯の誠だ・・・ 無謀であろうど、愚かであろうど、一人の人間にそれ以上、何ができる。 至誠にして動かざるものは、いまだこれあらざるなり」 雪の降る庭で、覚馬は静かに泣きました。
そして、最後は、井伊直弼(榎木孝明)が江戸城・桜田門外で暗殺されました。 安政7年(1860年)3月3日、季節外れの雪が降る中、水戸藩を脱藩した18人に襲われました。 まず鉄砲を籠、目がけて撃ち、直弼は銃弾を受けて動けなくなりました。 警護の人達、多数いたのですが、逃げたり、斬り殺されたりしてしまい、最後は籠だけになってしまって、直弼は雪の上に引きずりだされました。 井伊直弼、享年46歳(満44歳)でした。 これが有名な「桜田門外の変」です。 このシーン、史実に近く、映像も綺麗でした♪ スタジオでの撮影だったそうです(^^;)(公式HPより)
会津にいた容保は、知らせを受け、急遽、江戸に駆け付けました。 評議で、幕閣達は水戸藩討伐に傾いていましたが、容保は反対。 容保「大老を害したは、脱藩した者ども。 これをもって水戸藩を罰しては、筋が通りませぬ。 また、天下の大勢を鑑みるに、今、国内にて相争うは、慎むべきと存じまする」
この言葉が評議の流れを一気にかえました。 容保のこの発言で、後に会津は動乱の渦中に巻き込まれていくそうです。 でも、この言葉は覚馬の考えと一緒でしたね。 覚馬も事を憂いて、建白書を書いて、頼母に渡しました。 今は国を海外に開いたばかり。内乱などが起きては、異国につけ入られる。 双方が矛をを収められるよう手を打たなければならない。 会津は幕府と水戸の間を取り持ち、和平を保つために尽力すべきだという内容でした。
覚馬は幕政に口を挟める立場ではなかったので、頼母に叱られました。 でも、頼母も同じ考えだったので、若年寄の神保内蔵助などにそれを見せてくれました。 内蔵助「無用な差し出口は控えましょうぞ。 1つ間違えば、会津にも火の粉が降りかがる」 内蔵助は、そう言って、容保には見せてくれませんでしたが・・・ 内蔵助達の危惧した通りになってしまうのかもしれませんね(^^;)
次回は「会津の決意」 予告編では、容保が「徳川ご宗家と存亡を共にするのが、会津の務め」と言っていました。 これは、厳しいお役目か?(汗)
没落していく船に最後まで残った会津藩の信条と苦悩、どう描かれていくのか、 尊王攘夷や、新撰組など、会津という、今までよくあるドラマとは違った視点で、どう描かれていくのか、楽しみです♪(^^)
【第5回あらすじ】 (Yahoo TVより) 1859(安政6)年、尚之助(長谷川博己)と勝(生瀬勝久)は開港間もない横浜を訪れ、その変わりぶりに驚く。一方で、攘夷(じょうい)浪士が異国人を襲撃する事件が頻発していた。覚馬(西島秀俊)は横浜から戻った尚之助から、寅次郎(松陰=小栗旬)の詮議が始まったと聞く。一方、うら(長谷川京子)が覚馬の子を身ごもり、八重(綾瀬はるか)は佐久(風吹ジュン)たちと祝福する。だが、覚馬を攘夷派の浪士が襲い、身をていして守ろうとしたうらが転倒してしまう。やがて、寅次郎は「安政の大獄」で処刑され、知らせを受けた覚馬や八重らは悲しみに暮れる。そして翌年、攘夷派の怒りを買った井伊直弼(榎木孝明)が桜田門外で暗殺される。
【視聴率推移とレビューリンク】 (視聴率は関東地区) [第1回]21.4% [第2回]18.8% [第3回]18.1% [第4回]18.2% [第5回]18.1%
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