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カテゴリ:’13ドラマ
「心聴る(きこえる)」 遅くなってしまいましたが、とても面白かったので、音の種明かしをメインにレビュー、書きます♪ 第3話の視聴率は、前回の20.5%より上がって、21.1%でした♪ 初回から3話続けて20%超え、すごいですね♪(^^) 民放の連続ドラマで3週連続20%超えは、11年に放送された『家政婦のミタ』以来、2年ぶりだそうです。 瞬間最高視聴率は24.1%で、9時43分と9時48分で、43分は事件の種明かしのシーンで、48分はラストで福山さんと吉高さんが事件を振り返るシーンでした。 いきなり吉高さんがお尻を刺されて掴みはOK♪(^^) 吉高さんのキャラ、初回は苦手でしたが、段々、可愛くなってきました♪(^^) 音、狙った人にだけ、耳を塞いでも聞かせられるなんて、びっくりでした♪
【第3話あらすじ】 (Yahooテレビより) 湯川学(福山雅治)は、人間を自殺に追い込む"呪いの声"の謎に挑む。事件が起きたのは、貝塚北署刑事・岸谷美砂(吉高由里子)の大学時代の先輩である白井冴子(陽月華)の告別式会場だった。そこで、冴子が勤めていた会社ペンマックスの社長・早見達郎(近江谷太朗)が、突然両耳を押さえて叫び出し、会場から飛び出したのだ。早見は、その翌日に東京湾で遺体となって発見され、目撃者の証言から自殺の可能性が高いと推測された。実は早見は冴子と不倫関係にあり、冴子が自殺したのは早見に捨てられたからだというウワサもあった。 早見の死に不審を抱いた美砂は、ペンマックス社を訪れる。するとそこで、同社社員の加山幸宏(宮本大誠)が突然暴れ出し、美砂に襲いかかる。美砂は、加山を取り押さえたものの、カッターナイフで臀部(でんぶ)を刺されていた。 取り調べを受けた加山は、早見が自殺した翌日から「次はお前の番だ」という冴子の声が聞こえ始めたと証言した。それは日に日に激しくなり、耳栓をしてもダメだったという。 美砂から聞いた加山の話に興味を抱いた湯川は、ペンマックス社を訪れ、社員たちから話を聴く。すると、社員のひとり、脇坂睦美(大島優子)が、加山の事件後、不快な耳鳴りがするようになったと訴える。湯川は、睦美の耳鳴りも一連の事件と関係がある可能性を考慮しつつ、他の人間には聞こえない"声"の謎を解明しようと試みる。 * * *
事件は、上記のあらすじの通りなので、呪いの声・音の種明かしだけ書きます。 音の犯人は、ペンマックス社のシステムエンジニアの小中行秀でした。 社長の早見を自殺に追い込み、社員の加山をおかしくした、呪いの女の声は、彼が作ったフレア効果の機械で、パルス波形にして音を照射したのでした。
瞬間最高視聴率だった9時43分辺りでの説明シーンを書きます。
美沙「どうして、これで音を聞かす事ができるんですか?」 湯川「フレイ効果だよ。 電磁波を音に合わせたパルス波形にして照射すれば、頭部との相互作用で、照射された人間にだけ音が聞こえるんだ」 栗林「フレイ効果を使えば、特定の人物を狙って音を聴かせる事ができるんだよ」 美沙「それって、超指向性スピーカーと同じ事じゃないですか」 湯川「違う。スピーカーから出る音というのは、空中を波となって鼓膜に伝わって行くという事だ。 しかし、フレイ効果を利用したこの装置を使えば、鼓膜ではなく、直接、頭の中に音を響かせる事ができる」 美沙「全然、理解できない」 湯川「実際にやってみよう」
そして、美沙と栗林さんを並んで立たせ、3日間で作った装置で順番に音を照射しました。 「許さない。あなたを絶対に許さない。 呪ってやる。あの世から呪ってやる」 機械が自分の方に向けられた時だけ、耳を塞いでも聞こえました。
湯川「声は白井さんの声ではないが、葬儀の場でこんな声が聞えたら、彼女の声だと思ってしまうだろう。 この照射器を目的の人間の頭部に照準を合わせ、距離によってボリュームを調整する。 すると、その人物に音は届くが、隣にいる人物には何も聞こえない。 おそらく20メートル離れていても、それは可能だろう」
すごいですね。 2人の男性への呪いの声はこれで解決。 でも、脇坂睦美(大島優子)が、聞いた不快な耳鳴りだけ、音が違っていました。 この耳鳴りのような音を波長を変えたりして調整していったら、段々、人間の声になりました。 小中の声「あなたは小中行秀を愛している」 これの繰り返しでした(汗) サブリミナルの一種で、小中は睦美の潜在意識に暗示をかけようとしていたのでした。 サブリミナルは科学的に実証されていないので、湯川先生はなぜ、こんな装置を作れる小中が、こんな科学的根拠のないサブリミナルを使ったのか分からないと(汗) でも、美沙は分かるような気がすると言いました。 美沙「あるじゃないですか。 遠回しで、まどろっこしい言い方しかできないっていうか」 美沙「いるでしょ? 普段はストレートに物が言えても、恋愛とか絡んでくると、急に、こう不器用になっちゃう人」 湯川「分からない」 美沙「何で? 呪いの声の正体も、耳鳴りの正体も全部分かっちゃう人が、何でこんな事、分かんないの? 普通の事でしょ? 神様は信じてなくても、縁結びの神様にはお参りしちゃったりするじゃない。 B型とO型が相性がいいって言われたら、うまくいくかもなんて期待しちゃったりするでしょ?」 湯川「君は、中島君の事を言ってるのか?」 美砂、驚く。 小中の性格を問題にしているわけではない。 なぜだ?」 美沙「どうして知ってんの?」 湯川「サブリミナル」 美沙「なんで知ってんのよ!」 湯川「さっぱりわからない」 <終>
最後まで、平行線で終わり、おかしかったです(^^) 以前、美沙が酔って研究室に様子を見に来て寝てしまった時に、中島君の名前を寝言で言ったので、湯川先生は、知っていました(笑) この辺も瞬間最高視聴率でした♪(^^)
あと「僕に3日、時間をくれ」とか(3分の『遺留捜査』みたい)(^^;)、 桃をお見舞いに持ってきたりとかも面白かったです♪(^^) 美沙、初回はタカピーなだけの嫌な女に見えましたが、 第2話は、オカルト刑事と呼ばれていると嫌がって少し可愛くなり、 そして、今回、酔って、研究室に来て、昔の男の話をしたり、お尻を刺されて、イケメンの医者に傷口を見せるのを恥ずかしがったり、可愛かったです♪(^^) 突っ込み所は多かったですが、呪いの声がびっくりするような科学の音の不思議だったので、今回はガリレオらしい話だったと思います♪ あんな機械が欲しいです(^^) よくサッカーの試合で、レーザーポインターを選手の目に当てる悪いファンがいるようですが、この装置も実際に悪用されると困りますね(汗)
次回は、「曲球る(まがる)」。 田辺誠一さんがメインゲストです。 毎回、豪華ゲストで、それも楽しみです♪(^^)
【視聴率推移】 (視聴率は関東地区) [第1話]22.6% [第2話]20.5% [第3話]21.1%
【原作】 東野圭吾 『ガリレオの苦悩』『聖女の救済』『虚像の道化師 ガリレオ7』『禁断の魔術 ガリレオ8』(文藝春秋刊) 【脚本】 福田靖 【演出】 西坂瑞城、澤田鎌作 【主題歌】 KOH+ 「恋の魔力」 【オープニングテーマ曲】 「VS.2013~知覚と快楽の螺旋~」
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