World AIDS Day

[映像・新しいオフィスメート・HIV菌 x 100,0000 のぬいぐるみ] 先月、サイエンス・センターで発見。 「ペスト菌」も「イースト菌」も可愛いかったし、特に「壊疽性筋膜炎 (necrotizing fasciitis)」がフォークとナイフ持参でたまらなくキュートだったけれど、やっぱりやっぱり「HIV菌」に決定。 二つ購入。 一つはアタクシ用。自分でぬいぐるみを買ったのは、初めて...？ もう一つは、L君... L君は... だれもがウットリするほどの美形。「リング・トリロジー」のレゴラス役をそのままできそう。この映画が出たころ、皆でさんざからかってレゴラスのフィギュアをプレゼントしたりした。 フロードそっくりのムーミンと二人でふざけ合ってると、なんだか異様。 L君は金色のなびく長髪で、背が高く、肩幅が広く、なのにキレイな顔で、大学では音楽部でクラシカル・スタンドベースと声楽を勉強していた。 男性合唱団員で、朗らかで、ド田舎育ちなので一緒に町へ繰り出す度にドヘマをして皆に笑われて、一緒に笑って、リズム感が最高で一緒に踊ってると目立ってしょうがなくて... 当時、アタクシがスパイク・コラーじゃなくてお気に入りのボンデージ・コラーをしていると、必ず喉元のリングを大きな手で優しくグッと握って、「子猫ちゃん、リーシュつけちゃうぞ」と美しく微笑。 大学時代の生徒活動の仲間。 1995年、HIV+ の告知。 思わずハグして、鼓動を聞いてる内に、アタクシ泣いちゃったのに、反対に慰めてくれたね そのころ開発された薬のコンビ・protease inhibitors （日本語では、「プロテアーゼ阻害剤」？？）をすぐ飲み始められた事で、結構明るく「やー、大丈夫さっ」と闘病していた。 でも、このごろ、体調を崩したまま。 最近の選挙のボランティア活動も、いつもは熱烈メンバーなのに、「今回はパス」だって... 初めてじゃない、こんなの 差し入れの食事も、ろくに喉通らないのね がんばれ がんばれ まだまだ何年も何年も元気なはず 一緒にがんばろうよ -　-　- 十二月一日は、世界エイズ・デー。