on the other side of the world

2008/04/06(日)09:19

infection

そこはかとなく(15)

この起訴の残酷さをティーム内で溜め込まなければならない辛さは相当な物だろう。家庭に持ち込める話題ではないし、第一詳細な記述は禁止されている。 いつもは物静かなKが色々話してくれるのを強がって(?)真剣に聞いてしまったせいか、毎晩不気味な夢を見る様になり、少し寝不足になってしまった。 全国紙にも取り上げられているので容疑者の冷酷な言動などはある程度知っていたし、記事をざっと読んだだけで吐き気がするほどの事件なので恥ずかしながら詳しく読まないようにしていたのだが、それを検事長の口から淡々と聞いてしまうとさすがに滅入る。 夢の中、アタクシは街角に立つ女性を必死に説得しようとしているのだが、この人達にどうしてほしいのだろう。とにかく伝わらなくて悲しい夢。 時々正体不明の人達を必死で追いかけている時もある。暗闇の中全力で走るのだが追いつくどころか走りながらどんどん訳が判らなくなる。追いかけているのは誰?追いついたらどうする?などと考えながらひたすら走っているとふと逆に追いかけられている事に気付く夢。 それとも、一人歩いているとあの可愛い柴ワンがしっぽをふりふりしているので、あら、なんでこんなところにいるの?と抱き上げて歩き続けるのだが、しばらくすると腕の中には柴ワンではなく、ミミズの固まりがぼろぼろとこぼれる夢。 悲しみと怒りがごっちゃになっているらしい。一番もどかしいのは、自分の無力さなのだけど。 今週末こそヨボヨボ祖母を誘ってお花見に行こう。

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