地球の果てで海を眺める

地球の果て、大陸の果ての写真である。本当に大陸の端っこ。 こんな所に来ても天気予報（風・波）を受信できないと困る。なので電波が届いている所を探してうろうろする。マリン・ラジオを片手にあっちうろうろ、こっちうろうろ。 お！ここいいみたい！ って場所を見つけると踵で砂にぐるりと丸印を付ける。通ぶって「あのカニの甲羅の横三十センチ」なんて覚えていようとしても失敗する。あれ？こっちの甲羅だったっけ？あれれ？←やっちゃった事数回　 その丸の真ん中に立つと、何故か携帯も通じる事がある。 もちろん通じる可能性があるだけで心強い。遭難するかもしれないし熊もオオカミも出る地域だ。 だが、こうしてバックアップがあると、なんとなく気が緩む。安心で嬉しいけれど、ちょっぴり残念なのは何故だろう。