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2006.01.17
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カテゴリ:ドラマ
第134回芥川賞・直木賞が本日決定したようです。
芥川賞は絲山秋子(いとやま あきこ)の『沖で待つ』、直木賞は東野圭吾(ひがしの けいご)の『容疑者Xの献身』となりました。

東野圭吾。
彼のミステリーは昔から好きで今回の受賞は嬉しいのですが、今回は他にぜひ受賞して欲しかった作家がいました。
伊坂幸太郎(いさか こうたろう)。僕の住む仙台市に在住する人気ミステリー作家です。
これで4度目のノミネートで、ファン、関係者は「4度目の正直」、「今度こそ」と思っていたのですが、またまた受賞できませんでした。
うーん、残念。
ちなみに東野圭吾は「6度目の正直」だったようですが(笑)

その直木賞作家となった東野圭吾の代表ミステリーのひとつが【白夜行】。
そう、先週よりTBS系で始まった同名ドラマの原作小説です。
僕はこの作品を2年ほど前に読みました。
主人公である2人の子供の成長する姿を軸に、その周りで次々と事件が起きてゆく。
物語全体をとおして暗く冷たい靄のようなものが漂い、それは真相が分かっても決して晴れることがなかった。そんな物語でした。
読み終えた後は感動というよりは胸が苦しくなる思いでした。
東野圭吾版『砂の器』とでもいいましょうか、そんな傑作だと思います。

この小説をどうドラマ化するか楽しみでした。
第1話を観た限りの感想ですが‥‥
この脚本は凄い! そう思いました。
第1話で殺人事件の犯人を明かしてしまったのです!
小説を読みすすめるうちに、「なるほど、そういうことか」と解けはじめる2つの殺人事件の真相を、ドラマでは早くも明らかにしてしまいました。
しかしながら、第1話からあの小説を読んだ時と同じ胸が苦しくなる思い、いや、それ以上の感動を与えてくれました。
もちろん脚本だけではなく、主人公2人の幼少期を演じた泉澤祐希、福田麻由子の演技は特筆されるべきものでしたね。
初回から2時間枠で正解だったように思えます。
このまま幼少期だけで物語が終わっても‥‥そんな完成されたものを感じました。

ただひとつ、関西弁が板につかない武田鉄矢の演技が、刑事役にも関わらずどうにもエロオヤジに思えてしょうがなかったのですが(笑)
今回の脚本には、原作では登場場面がさほど多くない武田演じる刑事を主人公2人にしつこく纏わり付かせる為、最初で真相を明かすことによって疑いを向けさせるという意図があったのでしょう。
納得のアレンジです。

一人が表に立つ時は、一人が影となって寄り添っている。
離れているようでも実は2人はいつも一緒にいる。そんな物語です。
この後、山田孝之、綾瀬はるかが主役をどう演じるか‥‥
次回を楽しみに待ちたいと思います。





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最終更新日  2006.01.19 13:13:19
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