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カテゴリ:タイ王国
タイ北部、チェンンマイ市内の一画に、 「カムティエン」という園芸市場がある。 市場といっても、競売をする訳ではなく、 造園用の大木から、小さな鉢植えまで、 熱帯植物のありとあらゆる品種・品目が ずらりと並んでいる園芸総合卸売り団地! とでもいいましょうか!? 勿論、小売も卸もどちらでもOKです。 大小、様々なお店が約100店舗、 ヤシの店、ランの店、サボテンの店・・・と、 各々の専門に特化した品揃えは、 場内を散策していてとても判り易く興味深い! そんな中、今回はサボテン屋さんに注目してみた! ところ狭しと並ぶ小さな鉢植えのサボテン・コレクション! 色、形、棘のあるなし! 観ていて飽きない! 大きな鉢に育った株は、 もう団子重ねか!? 押しくら饅頭か!? その表面の規則的な模様も美しい! 花も勿論、綺麗だが、 この鉢、使っている培土に感心、感心! 通気性を保つために、籾殻を混ぜて調整されている。 実際、タイの園芸栽培には、 この籾殻が色々な場面で利用されている。 例えば、野菜苗や花苗を植えたあとに、 その周りに籾殻を撒く! これは、雑草の発芽を抑え、降雨の泥はねを防ぎ、 急激な土の乾燥や表面温度の上昇を和らげる効果がある。 また、家畜の糞尿と混ぜて発酵させ、 堆肥として使う場合も多い。 他にも、落花生の殻を使うこともある。 あるものを使う!実に合理的且つエコな素材です! バンコク以南では、椰子殻を砕いたココチップや、 ココピートもよく使われている! 「サボテンには、無肥料で水をひかえめに!」といった、 誤解をされた管理方法が、広く知られていますが、 実際、暑くもなく寒くもない成長適温期には、 とても水と養分を必要とします。 但し、やり過ぎないことが重要で、 その部分の注意事項が独り歩きしているようですね! もともと、タイ原産のものではありませんが、 その管理方法を調整すると、 一年通じて温暖な気候下で、 実に華やかに個性的な花を楽しむことができます。 日本の冬でも、無加温の玄関などで、 十分に越冬するタフな品種も多いですし、 手入れも比較的簡単です! 玄関にお一つ、マイ・サボテンは如何ですか?
では Presented by Tampopo2
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