坂ノ下田村麻呂のブログ

2008/09/16(火)11:24

高速道料金値下げについて

社会現況に思うこと(35)

本日から全国の高速道路通行料が値下げされるとのことで、諸物価高騰の折の施策として歓迎すべきことと思います。此れも次回の総選挙対策の一環として自民党が推し進めたものなのでしょうか? しかし本筋のことから考えると、通行料金値下げ対象は夜間のETC利用客に対するもので一般的な高速道路利用者全般に対するものではないのです。 高速道路に無縁な地方や利用頻度の少ないETC未設置の方々には、無縁な話なのではないでしょうか! 自家用車の依存度が高い地方の国民には、全くと言ってよいほどの国民の目を欺く政策ではないでしょうか!最近のガソリン価格の多少の値下げ傾向での自動車使用の国民心情を考えと、福田総理の国民目線に立った政治を行うという言葉が、国民心情を無視した飾り言葉で支持率回復を狙ったことだと痛感するのです。 もっとも、政権を途中で投げ出す無責任総理ですから、最初から国民の心に響く言葉ではなく、支持率上昇などありえないことであることは国民の殆どが抱いていることでしょう。そんなことも判らず美辞麗句を並べて自民党政権維持に没頭していた総理ですから、止めてもらったほうが良かったことは確かだと思うのです。 国民が望んでいる様々な政治に対する政策のなかでも、その気になれば直ぐに出来うる最低限の政策は、高速料金の値下げではなくガソリン税暫定税率の撤廃または凍結により、全国民・全産業への疲弊の元凶を取り去ることではないでしょうか! 自民党総裁選挙による次期総裁選出で最も可能性の高い麻生議員の現総裁選での表明政策が、国民生活復興最優先という言葉に期待して、麻生総理の誕生で最初に行うことが衆院解散総選挙ではなく、ガソリン税暫定税率問題であると思うのです。 出来もしない事を口ずさむ小池候補の「霞ヶ関をぶち壊す!」などの言葉は、小泉前総裁のコピーを繰り返して国民の目を欺こうとしているとしか思えません! 国民をなめて自民党政権維持に専念する議員本人たちの意識改革をせずに国民の支持を得ようとする現自民党衆院議員は、次回の衆院選挙で試練を受けることになるのは必至なことだと思うのです! 疲弊極まりない地方住民が抱える諸問題に対し、真摯に取り組む政治家が必要である時期が来ているのです。一般国民の困窮している生活実態に早期に改善の政策を採ってくれる政党として自民党は失格で、民主党を中心とする真の改革派政治家集団に今後の日本丸の舵取りを任せる次期がきているのではないでしょうか! アメリカの某著名証券会社の経営破たんで、世界的恐慌発生の可能性も高い世界的な深刻な社会情勢の中で、今後の荒海を航海する日本丸の舵取りを従来通りに自民党に任せていたのでは、日本丸も難破してしまうのではないでしょうか!

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