只見線の回想録 1
只見線を初めて訪れたのは、1974年8月25・26日の国鉄只見線時代の事でした。上野駅から夜行急行ばんだい5号に乗り、翌朝午前5時頃会津若松駅に到着する旅程でした。会津若松駅に到着すると、C5816機が単機走行していました。会津若松駅から普通列車で西若松駅に移動して、会津線との分岐駅の光景を記録しました。旅客列車は既にDC列車化され、SL列車は貨物列車だけでした。西若松駅から会津本郷駅に移動して、大川鉄橋で最初のSL列車走行光景を撮りました。会津本郷駅から滝谷駅に移動しSL貨物列車の駅撮りをして、その後会津桧原駅に移動しました。当時の滝谷駅は列車交換駅で、急行停車駅でもありました。会津桧原駅から鉄路を歩き、第一只見川橋梁で撮る事にしました。第一只見川橋梁は幽谷景色に包まれた魅力的な環境に有りました。此処での撮影を終えて会津若松駅に戻り、特急あいづ号で帰宅しました。