錦秋の只見線で思う事
錦秋の本名ダム2007年11月3日~4日に、只見線会津若松駅~只見駅間でC11型蒸気機関車が旧型客車三両に満員の乗客を乗せてSL会津只見紅葉号として運行されました。今回の運行は奥会津の紅葉時期に合せて運行されたもので、今までに無い大賑わいの沿線となりました。例年よりも紅葉が多少遅れ気味だったようですが、只見川沿いの鉄路脇の山肌には適度な紅葉が見られた気がします。今回の只見線沿線の撮影適所では、紅葉見物も観光客も加わり多くの鉄道ファンが錦秋の只見川に沿って走る只見線SL会津只見号の走行シーンを堪能していたようでした。三島町の道の駅では駐車場に車が入りきらず、国道まで溢れ出す始末でした。また、只見駅と会津蒲生駅間にある第八只見川鉄橋周辺の紅葉が最盛期であった事も有り、国道252号線寄岩橋では橋上が撮影者で鈴なりとなっていたそうです。私も11月3日に日帰りで錦秋の只見号撮影に出かけてきました。私の好きな場所である本名ダム堰堤脇に掛かる第六只見川橋梁を渡るSL列車の背景には彩り鮮やかな山肌が見られ、只見線の光景の中でもダイナミックな光景を堪能する事が出来ました。錦秋の滝谷川鉄橋今回の撮影開始は、滝谷駅と会津桧原駅間にある滝谷川に掛かる滝谷川鉄橋俯瞰撮影でした。只見川本流に掛かる第一只見川鉄橋と同様に、滝谷川鉄橋は川底から可也の高さがあるために見晴らしの良い鉄橋で、車窓からの景色は格別なものがあるところです。このような昔と変わらぬ大自然が残る只見川に沿って、昔ながらの旧型客車をSLが牽引して走る様を眺めていると、時代の変遷を感じぬ日本の原風景を思い起こし、大変心が癒される思いがするのでした!四季を通じて素晴らしい只見線沿線の光景が永久に残って貰いたいと思うのでした!