2008/05/01(木)22:26
「残響」 柴田よしき著
5月1日(木)
「残響」 柴田よしき著
すごーく堪能できました。
暴力団の元夫の暴力(今で言うDV)でひどい目に会わされて
いた主人公の杏子。
彼女には死者が残した声を聞くと言う超能力があった。
しかもその能力は死者の声を聞くと同時に死者の声で
彼女自身が語ると言うもの。
彼女は仕方なしに警察の協力をするうちに段々と自分の
能力に対し対峙して行く。
短編集なのだけれど成長していく過程も楽しめる。
柴田さんは本当に奥の深い作家さんだね。
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