2016/10/15(土)04:40
ノコとツチノコ☆お宝編・268
猫草4姉妹がすべて腰にぶら下がると、やはりとてつもない重量があった。
それもこれも、飼い主であるツチ文が甘やかして、好きなものを食べさせ、したい放題にさせてきたことが原因である。
その結果、この4姉妹は野良猫以上に野生児同然だった
蔵書室を壊滅状態にしてしまったので、もはやノコとツチオが座るテーブル周りしか空きスペースがない。
この上、ノコたちが長く席を外そうものなら、猫草姉妹はこの部屋を埋め立ててしまいかねない。
猫は、平坦な場所を作ることにかけては天才的な才能があるのだった。
「お嬢様方、何か欲しかったらツチ文さんに言ってくださいな」
「ギャッ」
と、三毛猫のミケコが太い首を振った。ミケコはこの4姉妹の中ではいちばん肥っていて、頭が背中にめり込んでいる様子がなんとも面白い猫だ。
「ノコ、外へ出して、って言ってる」
しばらく猫をやっていたおかげで、猫語がわかるようになったツチオが通訳した。
「外はダメ!あんた達どれだけツチノコ図書館の中を荒らしまわったと思ってるのそれに、じゅうぶん走り回るスペースは作ったでしょう、自分たちで」
ノコは、すべて倒れた書架を見ながら言った。
「そうか私が外へ出そうだと踏んだから、こうして近寄ってきたんだわ…。すり抜けられないように出て行かなくちゃ」
蔵書室は重い引き戸でしめてあり、特に鍵はかけていない。
「まぁ、扉が重たいから心配ないか^_^;」
ノコはそう思い、4姉妹を1猫1猫、丁重に腰からひっぱがした後、ツチオを連れて引き戸を開け、通路へ出て即閉じた。
「は〜、スルッと抜けられるかと思ったけど所詮は猫ね、大丈夫だったわ」
「ノコ、ノコ、開けてる、ワッコ」
「はぁ!?」
2、3歩歩いて振り返ると、4姉妹の中ではいちばん小さいのに、いちばん筋肉質なワッコが自力で重い扉を開けかけていた。
〈つづく〉
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10月も半ばとなり、少しずつ寒くなってきました。
この間まで冷房していたのに、ゆうべは暖房ですよ〜
なんか秋がないですね(⌒-⌒; )
ちょっと前の写真ですが、菊のつぼみがふくらんできました。
下旬には咲けるかな?という感じですね。
いろいろ紆余曲折があって、7猫を完全室内飼いにするようになってから、何かと生活が変わり、ブログもたまに更新する程度となっています。
いまはあまり病気しなくなったので、ちょっとは余裕が出てきたかなぁという所ですね。まだ2、3歳、いちばん病気をしない時期です。
猫の腎臓病に効くお薬も、そろそろ開発されるそうで・・・
開発したらニャーベル賞!?
そして先日、ノーベル文学賞がボブ・ディランさんに授与されることになりました。
文学賞にミュージシャン??と賛否両論のようですが、うちのおっ母に言わせると、
『そういえば、最近詩人にノーベル賞行ってなかったもんね〜』
とのことでした。
現状、ボブ・ディランさんとは連絡が取れていないとかで、授与を辞退か!?という噂もありますが・・・
もらえるものはもらっておけばいいんじゃないの〜〜〜??
なんて、勝手に思っていますw
ただ私は、完全にボブ・ディランの世代じゃないので、『風に吹かれて』という曲はイーグルスのものだと思っていました(^^;;
め、名曲ですよね(今更)
このレイシズムと殺戮の時代には、世界中に流れたほうがいい曲なんだろうと思いましたよ。
別な角度から世界平和に貢献してるのは、いまYouTubeで熱い古坂大魔王さんだろうと思ったりしてますがw
あれは聴いたらもう忘れられないですね。
岡本太郎さんが仰った通り、芸術は爆発だっていうのは真実だと、あのビデオを観ても思うんですよ。
ま〜こ難しい話は抜きにして、うちでもいろいろ替え歌してますw
うちのフッフが洗濯ばさみ大好きなので・・・
I have a cat、I have a pin、oh〜〜!!
Cat pin!!
猫すごく迷惑そうですけどね・・・
まぁ平和なんですねw