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テーマ:仕事しごとシゴト(23721)
カテゴリ:何でだろう
こんな記事が日経BPのHPにありました。 東京労働局は長時間労働や休日出勤などの改善に向けて,建設産業に特化した「仕事と生活の調和推進プログラム」を制定・・・・ 土曜の現場閉所によって週休2日制を確立。しゅん工時の節目や結婚記念日などに年休を取得。さらに,降雨日などの不稼働日を考慮した適正な工期を設定するよう発注者に理解を求める・・・・ 建設業にはいろいろな雇用形態の人が携わっているので、一概には言えませんが・・・・ これが実現されると私は、大歓迎ですな・・・・ しかし、発注者に理解を求める???のであるならば、もっと根本的な問題を何とかしないことには・・・・ 工事が発注される何年も前から、設計・積算と見積を繰り返し、地方の窓口→県→関係省庁と予算が上がって予算枠となり、この時期に『来年度の国家予算』として国会で決まる・・・(国会やってますな) 関係省庁の分捕り合戦が終わったら、今度は省庁内での分捕り合戦・・・・ 省庁から県にやっと下りてきたと思ったら県の担当の中で分捕り合戦・・・・ なんて事を繰り返しているうちにお盆が過ぎて、そろそろ涼しくなるんですな・・・ で、入札・・・・ ガチンコの入札であればあるほど落札から着工までに時間がかかり(当然取れる保証の無い入札なんだから協力業者を抑えたりしてないわけで、工事をしてくれる業者さん探しは時間がかかりますな・・・)無駄な時間が・・・・ やっと着工するのは、サンマが美味しい頃・・・ 秋の長雨があったりして、土工事が出来ないなんていっているうちに、気温が下がり、コンクリートの強度補正やら、場所によっては養生に無駄な費用がかかり、関東以北では「除雪費が・・・・」 これって夏に工事すればかからない費用なんだけど・・・・(すべて税金・・・) 正月明けは、あっという間に2月が来て(2月がきちんと30日あったらな~なんて思っていると)3月・・・・ 年度予算なんだから、3月末で工事終わらせろの一言で、12月以降正月を除いて休みがなくなるんですな・・・・ これが毎年繰り返されているパターンなんですが、無理・無駄なお金 (冬の工事は、夏の工事よりお金がかかりやすい) を省くためには、発注時期を変えていかないと無理だろうし、となれば予算の決定時期をずらすか、公共工事については、前年度予算で回していくとかしない限り、年度末工事は減らないし、建設労働者週休二日なんて無理なんだろうなとブツブツつぶやいてみたんですな・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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