|
カテゴリ:カテゴリ未分類
夜、母親から電話が入る
以下、親子の会話 娘:『どないしたん』 母:『あんたにな忘れんうちに口に出してゆーとことおもて』 娘:『なんや』 母:『あんた夏ウィーン行ったらな あの なんやっけ なんとかいう美術館でカバの置きモンこうてきてほしいねん ふたつこうてきて。』 娘:『あ~ わかったわ。なんや、前こうたやつ壊れたんか?』 母:『ちゃうねん。あれお母さんのお守りにしよおもて。』 娘:『わかった。ほなこうてくるわ。』 母:『なんやお父さん後ろでやかましいし 替わるわ』 ここで父参入 父:『ワシなぁ、ザッハートルテこうてきてくれ』 娘:『そんなんネットで買えるがな』 父:『送料高いねん。あんなもんケーキの値段と同じくらいしよんで』 娘:『ほーん、さよか。ほな、こうてくるわ』 父:『最近おかーはんな、うちの家には子供がおらんいいおんね お前は勝手に好きなように生きてはるわゆーとんね。』 娘:『何をゆーてんね。わけわからん。 子供おるがな 犬の子がぎょうさん』(実家 犬4匹) 父:おかーはんに向かい『おい、犬の子ぎょーさんいるやんかゆーとんぞ』 後ろから母の声『犬の子はおるわな』 父:『犬の子とちごて 人間の子くれっ!孫くれっ!』 娘:『アホか、何をゆーとんね。それは難しいな~』 父:またおかーはんに向かい『オイ、こいつ難しいゆーとんぞ!』 母、父から電話を奪い 母:『話しょーもななってきたし切るで。ほなな』 ガチャっ 一体 なんだったのか 孫が欲しいのだろうということは分かった。 孫ねぇ・・・ いや、その気持ちは分かるし 見せたい気持ちもある だが これだけはなぁ カバのおきもんやトルテのようにはいかんで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|