ひだまり広場

2005/03/21(月)03:39

お彼岸のお中日

育児(11)

 昨日はお彼岸のお中日、本来なら家族一同お墓参りに行くところだったが、今日に持ち越しとなった。おかげ様で、昨日は自宅にてVリーグの優勝決定戦を観戦することができた。残念ながら史上初の女子バレーの2連覇をパイオニアはできなかったが、私に大きな感動と夢を与えてくれたことは間違いない。トモさん、どうぞ引退などなさらずこのままもっともっとコートの中から私に感動と勇気を与えてくださいと心の中で願った。  さて、外出していた長女がニコニコとして戻ってきた。「ねぇねぇお母さん、幸せになれる秘訣って何か知っている?」「さぁ・・・何だろうね」と水を向ける。「あのね、人間って案外人の悲しみを一緒に悲しむことは簡単なんだけど、人様の喜びを一緒に喜ぶって案外難しいんだって。それができればホンマモンなんだってさぁ~」いいところに気が付いたな・・・と思いながらうん、うんと頷いた。  そんな彼女は4月に高校に入学と同時にアルバイトを始めるそうだ。すでにココ!と思うところにお願いに行ったらしい。3分の1・・・とゴニョゴニョ言っているので「どうしたの?」と聞くと頂くアルバイト料(取らぬ狸の皮算用ですね)のうち3分の1は大学入試時のための貯金、3分の1は自分のお小遣い、そして残りの3分の1はもう義務教育も終了したので家計費に入れるとか・・・。そんな気遣いはいいんだけどね。  でも彼女は言う。人間の集中力なんてそんな長い時間続くもんじゃない。むしろそのときその場で気持ちを切り替えて勉強するときは勉強、バイトするときばバイト、そういう生き方をしても自分の希望する大学には必ず合格できると確信しているとか。はぁ~。でも案外、社会で揉まれてくることも違った意味のいい勉強になるかも知れない。「・・・と言うわけで姉ちゃんはこれから結構忙しくなるから今までほど家の手伝いができないから、ペケちゃんその分もやってね。嫁に行くとき苦労しないよ~」と今度は矛先は妹へと向った。一応2人の間で話はまとまったようだ。  昨夜、シュウマイを晩ご飯に出した。半額にてゲットしたチルドタイプのだ。「お母さん、悪いけどこれはこれで美味しいけど、やっぱり家で作ったほうが美味しい。あんまり手を抜かないでね。手伝うからさ」・・・反省。  晩ご飯も終わり、さて寝ようと思っているところにまたまた2人がやってくる。 「これ、使って」入学祝にいただいたお金だ。「お母さんにお小遣い?」「ううん、地震があったでしょ。義援金にしてほしいの。あたしらほしいものはもちろんあるけど、でももっとみんな大変だと思うしお水を届けに行けないからせめてね」 びっくりした。何時の間にか成長したのは身長だけではないんだと思った。「うん、わかった。ありがとうね。じゃそうするね。」  幸せってお金だけではない、案外もっと身近なところにあって自分の気持ちの持ち方一つなのかも知れないなって思った。  ありがとう。

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