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トニ−1189

2011年06月28日
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カテゴリ:投稿記事
リンゴに含まれる食物繊維が体内に入った放射性セシウムの排出を促す働きがある
            日本農業新聞  06月17日

放射性セシウム排せつ リンゴが有効 “有益情報 広めたい” 青森の産地 海外成果を発信 (06月17日)
被災地に派遣されている自治体の職員も情報発信に一役買う。 アップルペクチンの摂取が放射性物質を排せつ物として体外に出す効果があることは、ベラルーシ共和国・ベルラド研究所のネステレンコ博士が2009年、論文「チェルノブイリ地区の放射性物質からの解放」で発表。
この内容を富山医科薬科大学(現富山大学)の田澤賢次名誉教授が5月28日、青森県弘前市での講演会で紹介した。 
論文では、同研究所が01年、旧ソビエト連邦のチェルノブイリ原発事故で内部被ばくした子ども615人を対象に実施した試験の結果を記述。

リンゴの搾りかすなどから作ったアップルペクチン添加物を食品と合わせ、21日間連続で与えた結果、放射性物質であるセシウム137の体内の濃度は当初より63・6%低下した。一方、同添加物を含まない食品だけ与えた場合は13.9%の低下にとどまった。 
田澤名誉教授は、大腸がんを予防する観点からペクチン(水溶性食物繊維)を研究。ペクチンの含有量は野菜・果実の中でも特にリンゴに多いことも確かめた。青森県産業技術センターによると、ペクチンの含有量が最も多い品種が「王林」で、「レッドゴールド」「ふじ」「千秋」と続く。
 田澤名誉教授は「子どもや妊娠している女性は特にペクチン含有食品の摂取を心掛けるべきだ。リンゴなら皮付きで毎日2個程度の摂取を推奨する」と呼び掛ける。現在、果実に含まれるアップルペクチンを効果的に摂取できる添加物の開発・普及を検討。
「福島県立医科大学やメーカーと連携し、被災地での臨床データも取りながら開発したい」という。

セシウム137とアップルペクチン
専門的な内容ですが、後々のために自分用に保存します。3年前の研究結果論文のようですがこれを読んでいたら・・・なんだか・・・・・和訳責任者 田澤賢次富山医科薬科大学 名誉教授Annals of the New York Academy of Science1181:303-310.2009 に掲載された論文チェルノブイリ地区の放射性物質からの開放13. Decorporation of Cherrnobyl RadionucleidesV.B. ネステレンコ、 A.V. ネステレンコInstitute of Radiation Safty (BELRAD 研究所)Belarus要約他国で健康管理と医療を受けるために、毎年数万人のチェルノブイリの子供達が(殆どがベラルーシ地区から)祖国を後にした。
歴史的にみても最もひどい大災害の現実をできるだけその被害を少なくするために、多くの国からの医師達は極度に汚染されたChernobly 領域で働いている。しかし、災害の現実の規模と様態はとてつもなく大きく、チェルノブイリのような大災害に対しては世界中のどの国であっても一国では長期的に対処することが不可能である。
プライベート・ファンドとイニシアチブだけでなく国連と他の国際機関を通しての援助に対しては、被害を被った国々、特にウクライナ市とベラルーシ市は感謝の意を表している。
チェルノブイリ 事故から22 年後でも、ベラルーシ市、ウクライナ市、およびヨーロッパロシアのひどく汚染された地域における年間の個々の線量限度は、まさに局所的に汚染された製品を避けることができない消費のために1mSv/年を越えている。
BELRAD 研究所の11 年の経験は、子供達のため効果的な被曝予防のためには放射線の干渉を公式な危険限界(例えば15-20Bq/kg)の30%に設定することが必要であることを示している。ひどく汚染されたBelarussian 地域の住民の身体中のCs-137 の全身蓄積を直接測定すると、公式に認められている量より年間では少なく見積っても3 倍から8 倍の過量を示している。実際的には、特にアップルペクチン添加食品を摂取することによる治療効果ではCs-137 の除去効果に効率的に役立っている可能性がある。
1996 年から2007 年に亘り160,000 人を超えるBelarussian の子供達に、18 日から25 日の期間にペクチン添加食品物(1 日に5g を2 回投与)を治療目的で服用させた。放射性物質に汚染された食物の消費が不可避の状況下にある環境では、個々の人々の放射線防護(放射性物質からの開放)のためには、様々なペクチンベースの食品添加物と飲み物(りんご、干しぶどう、海草などの使用による)を製造し、それを応用することが最も効果的な方法の1 つである。 
 続きを読むに本文転記

本文放射性物質に汚染された状況下にある住民の身体より放射性物質を減少させるには三つの方法が存在する:一つは食べ物に集積された放射性物質量を減少させること、
二つ目は人々の身体から放射性物質の除去をさらに効率よくすること、
三つ目は人間の免疫力を刺激して更に自然治癒能力を高める方法である。
13.1. 食べ物に集積された放射性物質量の減量について水、キノコと野菜などの食物を水に浸す、茹でる、塩漬け、および酸漬けにすることやミルクとチーズの中の脂肪を処理することで食物の中で放射性核種の量を数倍減らすことが可能である。
我々の放射線に対する抵抗力を高めることのできる食品等を食べることによって身体の持っている自然治癒能力を刺激することは非常に有効である。
このような食品類の中にはフリーラジカルを消去できるビタミンA,C、それに微量ミネラルのI、Cu、Zn、Se、Co 等の抗酸化作用物質が含まれている。このような食品は放射線によって生じる過酸化脂質などの組織の酸化を予防してくれる。
種々の食品やサプリメントは免疫系を刺激する、例えば小麦、海草(スピルリナ)、松葉、菌糸およびその他の植物の芽などである。放射性核種の排出を促すために次の三つの方法が実行されてきた(Rudnev etal.,1995;Trakhtenberg,1995; Leggett et al., 2003)。
・ 放射性核種の排出を促進するために食べ物の安定的な要素を増やす。例えばCs の排泄を促すにはK, Rb など;Sr の排泄のためにはCa;Pu の取り込みを抑えるには三価のFe などである
・ 放射性核種を吸着できる食品類の開発
・ 放射性核種を洗い流すことのできる液体で排出増加を計る;食物繊維の豊富な食品と同様の働きをするように工夫した点滴液、ジュース類や他の液体類などである放射性汚染からの開放とは大便や尿を介して放射性核種の除去を操作する準備作業でもある。
極度の放射性汚染に対する治療のためには特殊な幾つかの効果的な除去の仕方がある(例えばCs の除去には,Fe 結合物質、またSr のためなどにはアルギネート類や硫酸バリウムなど;Pu のためにはイオン交換合成樹脂など)。
これらの方法は突然やってくる放射性汚染などに曝された場合に効果的である。しかし、極度の放射性汚染に曝されたBelarussian, Ukrainian,あるいはEuropean Russian地区によっては異なる可能性もある。
Cs-137 の場合には放射性核の汚染が小量であっても毎日の被爆を避けることが事実上無理となる。
Cs-137 は体内には94%が食べ物からであり、5%が飲み物から、約1%が呼吸による空気から取り込まれる。体内に蓄積される放射性核種は危険性を伴い、特に子供にとっては危険である。また、Cs-137 の高いレベルで汚染されている地域産出の食品類を摂取する人々にとっては危険極まりないことになる。
放射性核種の体内取り込みは放射性に汚染された地域における公衆衛生上まことに基本的な問題ともなっている。そして、全ての可能性を有する放射性核種除去の試みが放射性被爆を軽減するために実施されるべきである。
子供の体内のCs-137 の50Bq/kg 蓄積が生命に関係する重要臓器に病的変化をもたらすことが明らかとなっている。
例えばそれは心血管系、神経系、内分泌系、免疫系などであり、腎臓、肝臓、眼なども同様である(Bandazhevskaya et al.,2004)。このような障害をもたらす放射性被爆レベルはChernobly で汚染された地域であるBelarussian, Ukrainian,あるいはEuropean Russian 地区では今尚そのレベルにあるこのような地域に住んでいる人々に放射性核種の体内量のレベルの軽減のためにいかなる可能性を有する方法でもなぜ必要なのかという理由がここにある。
子供達が成人と同じメニューで治療された時、地域産出の食品類から汚染される放射性核種が成人より5 倍以上排出可能である。それは、子供達が低体重であり体内代謝が活発だからに他ならない。
田舎に住んでいる子供達は同年代の都会に住む子供達より5 倍から6 倍の放射性核種に汚染されている。
13.2. ペクチン含有経口摂取食品による放射性核種除去の成績ペクチンは消化管の中においてCs に化学的にイオン結合することが良く知れれており、便の排泄量の増加をもたらす。Ukraine の放射線医学センターによる研究と成果(Porakhnyak-Ganovska,1998)、また、Belarussian 研究所の放射線医学と内分泌学の専門家(Gres et al.,1997)は次のように結論をだしている。

即ち、Chernobly で汚染された地域の住民の食物にペクチンを加えた食品を摂取することで蓄積された放射性核種の効果的な排出を促進するという成績を発表している。

1. 1981 年に、2 年間の臨床試験に基づいて、食品添加物について世界保健機構(WHO)と国連とAgriculuture 組織(FAO)の合同委員会はペクチンを含む経口摂取食品は毎日経口摂取することにより効果的であり、無害であると宣言した(WHO、1981年)。
2. Ukraine とBelarus において、種々のペクチンを基本にした製品を用いて蓄積した放射性核種の排泄にどのように関わるかについて長い間研究している(Gres’1997; Ostapenko, 2002; Ukrainian Institute, 1997)。
Zosterin-Ultra として知られる水中に生存する植物(Zoslera)由来のペクチン含有製品はロシア原子力産業省において使用されている一般予防薬である。この吸収しないペクチンは血液注入用としてはゾステリン注射として用いられ、栄養学的にもまた代謝系にも無害のものである。

経口摂取用としての液体Zosterin-Ultra はUkrainian Ministry of Health(1999)によって、経口食品と静脈注射用として用いることのできる生物学的作用を有する,治療的食品として承認された。
3. 1996 年に、BELRAD 研究所は、ペクチン含有食品物(Medetopect,,フランス;Yablopect、ウクライナ)を、Cs-137 の排出を早めるためにその治療試験を開始した。1999 年BELRAD 研究所は、”Hermes”Hmbh(ミュンヘン、ドイツ)と一緒に開発した、Vitapect 粉末として知られているアップルペクチン添加物を作り上げた。それはBELRAD 研究所によるとペクチン含有量が18%-20%から構成されていて、ビタミンB1、B2、B6、B12、ビタミンC、ビタミンE、ベータ・カロチン、葉酸から成っている;微量元素としてはK、Zn、Fe およびCa を補強し、そして香辛料を加えたものである。2000 年以来よりBelarussian 厚生省により承認されて生産されている。
4. 2001 年6 月から7 月にBELRAD 研究所は、シルバースプリングス保養地(Svertlogorsk 市、ゴーメリ州)の「ベラルーシのチェルノブイリの子供」協会(フランス)と共に、体内被曝を被った615 人を対象に、3 週間の期間を定めて非機能の食品摂取群(Placebo)をコントロールとしてVitapect(1 日に2 回の5g 摂取)を服用した群とのダブルブラインドの研究を実施した。Vitapect(クリーンな食物とともに)を服用している子供では、Cs-137 レベルは、クリーンな食物のみを服用した群の対照群よりずっと効果的に下降した(Table 13.1 とFigure 13.1)。Table13.1






Last updated  2011年06月28日 17時53分21秒
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