2008/02/07(木)11:03
反省と振り返り
市長選挙が終わって3日。まだ疲れが抜けない。この選挙がすべての「目標」だったのだから、達成できなかった今、何からどう立て直すのか。虚脱感が先に立つ。
それでもだんだんに「どうして負けたのか」という反省と「あの時こうやっておけば良かったな」といった振り返りをするする精神的な余裕も出て来つつある。
私は、反省と振り返りは分けて考えるようにしている。反省はトータル的な原因追及のイメージで、振り返りは私個人の動きについてといったイメージだ。
で、今回は反省も特に多くある。勝てたはずの選挙を落としてしまったのだから。先行して貯金があったはずなのに、いざ選挙前哨戦が始まってみたら貯金はまったく無し、むしろ3番手スタートだったことに戸惑った。
振り返れば、私自身がいますんでいる地域でもっと票の掘り起こしといった活動をすればよかったとも思う。いかんせん本部での事務作業に時間を取られすぎた。これでは票を掘り起こせまい。
民主党も選択を誤った。せっかく自公対民主という国会と同じ対立軸での選挙という図式になって、今年中に必ず行われる総選挙の前哨戦になったであろうに、「内向きの論理」で自ら政権を目指すと言う気概すら市民にアピールできなかった。政権を目指す政党としては最悪の態度だ。
さまざまな反省と振り返りを次の何につなげるか。その選択が大きな岐路だ。