84 「昭和」と「紅茶きのこ」つれづれチャレンジ
84 「昭和」と「紅茶きのこ」 tankuroです、こんにちは。 「昭和」っていいですね。 昭和50年頃、「紅茶きのこ」が大流行ました。 健康志向から人づてに株づてに広まり、 4畳半一間の我が家にも流行に遅れまいと 「紅茶きのこ」がやって来ました。 友人から株を分けてもらったものです。 株の見た目はみつ豆の寒天みたいな塊です。 蓋のある大きめの広口瓶に紅茶を煮出して入れ、 それに大量の砂糖を投入しました。 それで準備万端。 「紅茶きのこ」は発酵飲料に位置付けられていました。 決して、菌糸のキノコではなりません。 小さな一株の「紅茶きのこ」は浮いたまま成長します。 広口瓶の口径いっぱいに育っていきました。 これを飲もうと言う勇気は私にはさらさらありません。 「昭和」のオブジェだと思います。 色は紅茶色に半透明の「紅茶きのこ」が美しい。 ですが、飲みたいという気がさらさら起きません。 「ファッション」でしだ。 ファッションと言えば、私は吉田拓郎氏の歌のように 「長い髪が肩まで伸びて」の通りの長髪でした。 「パンタロン」と言う裾がラッパ状に広がるパンツの 裾を伸ばし、「ポックリ」と呼ぶ底圧10cmのサンダル を履いていました。 冬場はそれにトレンチコートをカッコ良く着こなし ました。 これは本当の話ですが、、、。 私を歩いて追い越した紳士諸君が、振り返って捨て 台詞を。 「なんだっ、男か!?」 「ばかめ!」と心中で毒づいたあの頃が懐かしいなぁ。 「昭和」っていい時代でしたねぇ。 あの「紅茶きのこ」はどうしたのだろう、、、?