2011/06/27(月)22:22
小説こちら葛飾区亀有公園前派出所
仙台は今日も一日中雨。
本当に憂鬱になる。
転勤前に「仙台は政令指定都市の中で最も気候がいい」って聞いてきたんだけど、俺が住み始めてからの仙台は最悪。
夏には真夏日が何日も続くし、冬は雪が多くて寒い。おまけに一年中湿度が高い。
東京とほとんど変わらない。冬に雪が降らないだけ東京の方がマシか。
俺が赴任してくるまではこんなことはなかったらしいから、やっぱり俺の行いが悪いのか。
明日は少しでも太陽が顔を出してくれることを願うばかりだ。
先日読んだのがコレ↓
両さんの小説版。
日本推理作家協会の監修で、名だたる推理作家の先生方が「こち亀」の世界を舞台に描いた短編集。
今まで読んだことのない作家さんの作品もあったけれど、どれも楽しく読めた。
個人的には「新宿鮫」の鮫島と両さんの共演(大沢在昌作品)と「IWGP」のマコトと両さんの共演(石田衣良作品)が、特に面白かった。
実は俺、子供の頃「こち亀」が大好きだった。
少ない小遣いを貯めて1巻から11巻まで買い揃えた記憶がある。高校に入ったときに全部古本屋に売っちゃったけど…。
俺のもっていた1巻は作者名がまだ「山止たつひこ」だった。秋元治が「がきデカ」の作者「山上たつひこ」のアシスタントをしてたので、こう名乗ってたんじゃなかったかな?
1巻は、それこそ擦り切れるほど何回も読んだ。
だから、両さんが昼飯の天丼(のエビの天ぷらのエビだけ)を野良猫に食べられるシーンや、初めて登場した中川がダーティ・ハリーに憧れてマグナムをぶっぱなすシーン、両さんが初めて中川家を訪れるシーンなどは、今でもよく覚えてる。
読み直してみたいけど、今は何巻まで出てるんだっけ?200巻くらい?
大人になった俺の経済力でも一度に全巻を揃えることは不可能だ。
マンガ喫茶にでも行って読もうかなぁ~。